研修メンバーの開始時の状況としては、
・面倒くさいオーラがプンプン
年齢や役職があがると、そんなオーラを纏っている方もいますが、
今回は入社5年目社員、まだそのオーラを醸し出すには早すぎます。
・とにかく興味がない
研修自体もそうですが、一緒にいる会社のメンバーにもまったく興味を示しません。
覇気が感じられないというか、まったくの無表情です。
などの状態です。
よく研修の開始時には、緊張や不安、自身の業務が遅れることなどから、
受講に前向きでない人を見受けられる場合があります。
ですが、私はそんな状況は嫌いではありません。
むしろ大好物です。
そんな受講メンバーが、
プログラムを通してどのように変化していくかも
ファシリテーターとしての楽しみのひとつです。
アイスブレイクの初めは、
ゆっくりとメンバーと関わることから進めていきました。
同期とは限りませんが、年齢が近いメンバーですので、
共感点や共通点などを発見するアクティビティを使って
徐々に距離を縮めていきます。
相手を知ることも重要ですが、
自分を知ってもらう為に起こした行動が
何だったのかを理解ことにも繋がりました。
コミュニケーションの基礎、
相手の壁を下げるのではなく、
自分の壁を下げてみる。
研修では出来た行動、
仕事中には行動できていない。
やっていない。
そんな行動に気づきながら、
グループ活動へと移っていきます。