2021/01/12
上記のイラストに見覚えはあるでしょうか。
「かもしれない運転」と「だろう運転」のイラストです。
免許更新時の講習で使用する、交通教本に掲載されています。
前回の信号のない横断歩道のお話と似ていますが、今回は歩行者視点のお話です。
通勤時間帯に最寄り駅付近でよく見る光景。
バスから降車してくる通勤とみられる大人。
降車後にそのままバスの前を横切って道路を横断していきます。
信号の付いている横断歩道がもう少し先にありますが、大半の人が利用することはありません。
たまに鳴り響くのは、後ろから来る車のクラクション。
車の運転手も気を付けて徐行してきますが、横断する人は止まって当然との素振り、挙句の果てには運転手を睨みつける人もいます。
そして、そんな横断先には、幼稚園の送迎バスを待っている園児と親がいます。
横断する理由としては色々とあるかもしれません。
急いでいる
信号待ちが面倒くさい
車が来なかった
みんながやっている
などなど。
例えば、自分の子供が大切な人が、
同じことをしようとしていたら、目くじらを立てて叱っているかもしれません。
もう少し先に信号の付いている横断歩道があるのはわかっているはずです。
でも・・・わかっていても行動してしまう。
『自分は大丈夫だと・・・』
研修では疑似体験から学びを得ることができます。
自分の行動を知ることで気づきを得れば、渡らなくなるのかもしれませんね。