桑田真澄さん。
私世代は甲子園のヒーローです。K Kコンビで5期連続甲子園出場。
優勝2回、準優勝2回、ベスト4が1回。
高校世代での輝かしい実績を引っさげ、プロ野球で活躍されました。
現在、読売巨人軍で投手コーチを務める桑田さん。
過去に少年野球の子どもたちに理論的に指導する姿を見て、
プロの投手コーチとしての桑田さんに非常に興味があり、現在追いかけています。
先日あるインタビューを拝見しました。
少年野球からプロ野球、そして大リーグと、様々な野球を見てきたが、
やはり野球は真ん中周辺がヒットになる確率が高い。
キャッチャーが構えたところに投げればだいたいアウトになる。
いい当りをされても守備の正面にボールが飛んだりする。
つまり狙ったところに投げるコントロールがあれば勝てる投手になれるとのこと。
投手の目的は、150キロを超える豪速球を投げることでもなく、
多彩な変化球を投げられる、ということでもない。
投手本来の目的は、打者を抑えること。
ではどうやって抑えるのか。
それが狙ったところにボールを投げることであるとのこと。
150キロを超える速球を狙ったところに投げることができればそんなに打たれない。
その練習方法が具体的にありますが、取り組みたいですか?
と若手投手に質問していました。
若手投手は将来のエースを期待される選手。
「脳みそが取れそうです。」とおっしゃりながらも練習に取り組んでいるようです。
桑田コーチ曰く、
狙ったところに投げて打ち取ることと、
狙ったところではないが結果的に打ち取れた、
というのは同じアウトでも重みが全然違う。
アウトを取るべくして取ること。
狙ったところに投げてアウトを取ること。
これができないとエースにはなれない、と断言されていました。
〜中小企業の採用・育成のヒント〜
考えたストーリーや作戦で採用成功すること。
狙いをつけた人材が狙い通りの成長をし、活躍すること。
はたまた狙った計画で業績目標をクリアすること。
どれも桑田さんがおっしゃるエースの条件に合致すると思います。
採用、育成、定着そして業績にはラッキーパンチがあります。
たまたまアウトが取れたのか、それとも取るべくして取ったものか。
私も技術の鍛錬を積み、狙い通りの成果を出すことができる人間になりたいと思います。