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金山 正明

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第196回 この人に聞く!~人・組織が羽ばたく時~

2025/02/09

村井 庸介様(其の4)

今回の対談は、村井 庸介様にご協力頂きました。
村井 庸介様は、社長のワガママこそ利益にする中小企業の社会番頭として、人事制度設計、DX推進、事業開発コンサルティングを提供されています。
今回は最後の結びとして、私が今回の対談から得た学びと気づきをお届けします。

今回対談の中で一番印象に残ったのは、クラフトビールの会社さんでの実績事例と社外番頭というユニークなポジショニングです。

発想の転換で新たな道を切り拓く!

クラフトビールの会社での実績事例は、まさに社長の右腕として村井さんが作りあげたものであります。

中でも私が注目したのはその売り方についてです。
クラフトビールメーカーとして、ビールの作り手の育成から機械の使い方、お酒の免許取得までをサポートしてそれを販売するという発想の転換にはとても驚きました。
メーカーとして自社でビールを販売するには、物流コストや価格と品質の問題、販売先のメンテナンスなど、様々な課題があったそうです。そんな状況の中、店舗の空きスペースを活用してビール工場を作ることで、全く新しい提供ルートを生み出したんです。
とても画期的だと思いました。
自社の想いのつまったビールを届けるには、自社のラベルを貼ったビールをお客さんに届けるだけが方法ではないということですね。
今あるものやサービスも販売手法を変えるだけで新たな道が拓けるかもしれません。

強みを活かした事業展開!

そしてもう一つ印象に残った点は、社外番頭としてのユニークなポジショニングです。
現在も社外番頭として様々な業種のクライアントを多数抱えていらっしゃるようですが、村井さん自身のキャリアを存分に活かせるポジショニングでお仕事をしているのだと感じました。
対談中にポロっとお話しされていましたが、クラフトビールの導入先も一部新規事業のクライアントとして支援をしている会社があるようです。
コンサルタントとしてのキャリアや経営企画、人事として経験をしてきたことをそのまま活きていますよね。
そして、社長の右腕として実績を上げるほどクライアントも増えていく。
クラフトビールの売り方もユニークでしたが、村井さんのポジショニングもユニークですよね。
どんなポジショニングでクライアントと関わるか。
仕事をする上で良いヒントになりそうですね。

今週は村井 庸介様との対談から得た学びと気づきをお届けしました。
ご協力いただきました村井様には感謝申し上げます。
これからの益々のご発展をお祈り申し上げます。

事業概要

HP:https://yosukemurai.com/
事業内容:
・社長の右腕を育てる実践型教育
・社外番頭(COO、CXO代行)
・コンサルティング(人事制度設計、DX推進、事業開発)
・研修