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益田 和久

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第200回 コラムを書き続ける意義

2025/01/02

あけましておめでとうございます。
このコラムも今回で通算200回を迎えました。
新年1回目の寄稿が200回目と重なるのは、縁起が良いというか運がいいような感じがしています。
この勢いのまま、今年も走り抜けたいと思います。
2021年3月に連載を開始して3年と9ヶ月。
200回目はあっという間に辿り着いたというのが正直な感想です。
コロナ禍真っ直中でいただいた本コラムのお話。
対面での集合研修の実施が難しい状況もあり、オンライン研修運営の構築に力をいれていたときでした。
テーマ選定も自由、一定の周期でテーマ変更も可というご配慮をいただきましたが、迷わず「オンラインとの向き合い方」にしました。
途中ネタがなくなり、何度もテーマ変更をしようと考えたこともありましたが、なんとか200回も書くことができました。

内容の評価については、書き手の私が論じることではありませんので、何ともわかりません。
弊社内では「回によっての当たり外れがある」といわれたり(苦笑)、お客様からは時々「参考になりました」とも言われるので、それなりには役に立っていると思います(そう思いたいです)

一方で、(連載を通して)自分として得られたことは、大きく3点ありました。
1点目は、オンライン、デジタル関連のことについて興味関心をもってアンテナを立てているので、それなりのインプットはできたのかなと思います。
カラーバス効果(特定のことに意識を向けると、その関連情報が自然と目にとまりやすくなる心理現象)も体感できたと認識しています。
2点目は、同じテーマで書き続けることによって、その内容について、周囲から関心や興味を寄せられたことです。
100回を超えたあたりから、デジタル関連に関する問い合わせがくるようになりました。
一定の専門性を感じてもらえたのではないかと。
「数は力なり」も体感できました。
3点目は、記録することの習慣がついたことでしょうか。
毎週書き続けるのは、思った以上にしんどいですね。
ただ毎週の締切があるからこそ、そこに向けて形にしようとする作成意欲や納期意識が生まれます。
哲学者ウィリアムジェームズの名言「意識が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる」も体感できました。

連載を始めた頃は、コロナ禍対策で打ち出された「新しい生活様式」によって、デジタル化、オンライン活用が始まったときでした。
リモートワークやオンライン研修の品質向上で日々試行錯誤していたようなことを、当時は書き綴っています。
4年近く経った現在、私たちは本格的なDX社会へのシフトを求められています。
2025年の「オンラインへの向き合い方」は今後の働き方や暮らし方を左右する試金石になると確信しています。
自分(自社)は勿論のこと、お世話になっているみなさんに、少しでもお役に立てるような情報発信をして参りたいと強く思った2025年の年頭でした。

本年もよろしくお願いします。