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高松 秀樹

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第206回:セブン買収劇を考える

2024/11/23

日本を代表する企業のひとつ「セブン&アイ・ホールディングス」がカナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール」から買収提案を受けていますが、なんとかそれを防ごうと創業家が買収しようと試みているのです。

「クシュタール」側の買収額は「7兆円規模」と予想されていますから、それを上回る巨大規模、これまでに日本企業としては例のないほどの騒動に発展しているのです。

こちらの話、高松としては面白いなと感じているのですが、

・元々コンビニは海外から輸入したビジネスモデル

・日本で独自の進化を遂げて、はるかに進化したビジネスモデルへと確立

・クシュタール=約16,700店舗、セブン=約8万店舗

規模の小さい側が、巨大グループに仕掛けているのです。

まあ、物価や為替で考えても「クシュタール」から見れば、「超」がつくほどの「お買い得案件」なのでしょうね。

日本のコンビニは、海外からの評価が非常に高く、「東京オリンピック」に参加した外国人選手たちも「何を食べても美味しい」「特にスイーツは信じられないくらい安くて美味しい!」と驚かれていました。

そんな「商品開発力」や流通プロセス、取引先とのネットワークなどが手に入るのであれば、魅力的ですよね。

でも、皆さんも感じませんか?

海外でコンビニに行くと、日本人からすると「満足できないレベル」のものばかりで、、

果たして「日本クオリティ」が浸透するのかな?なんて心配しています。

今後の行方が気になりますね。