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益田 和久

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第12回 メモのとりかたも変わってきた

2021/05/27

オンラインでの会議や打ち合わせが増えて感じることの一つとして「メモが取りやすくなったなぁ」ということがあります。
私は、対面で商談をする場合でも、ノートPCのメモアプリを立ち上げて、打ち合わせをしていますが、タッチタイピングがイマイチな私は、お客さまの表情を見ることに力をいれると、どうしてもメモが書き取れないことがあります。
そういった場合は、お打ち合わせの最後に、全体の振り返りをしながら、書き漏れた箇所の確認をしていくのですが、一手間増えることになりますね。
ところがオンラインでの打ち合わせは、お客さんも、ノートアプリも、資料も同じ画面一つに収まっているので、私的にはとてもやりやすいです。
打ち合わせが終わったら、その場で、相手にも議事録を送付することができますし、場合によっては「ここ認識が違います」って、すぐに指摘がかえってくることがあります(苦笑)

以前のコラムでも書きましたが、議事録もGoogleアプリのような同時編集できるものを使えば、更に便利かもしれません。
その同時編集できるところに書きたくのは、別のアプリを立ち上げて、こっそりメモすればいいのです。こちらの手元(画面)が見えないのが、ある意味、オンライン会議の利点の一つでもあるわけです。
実際、話の流れを見ながら、PCにある資料を探したり、ネットで情報を検索したりすることも、対面だとやりにくいですが、オンラインだと相手から視線をそらさずにやることができます。
弊社スタッフとも「大事な商談ほど、オンラインがいいかもしれないね」と話したりもしています。

私も、以前は、手書きのノートを使っていました。
そうすると、過去に記録した内容を確認するときに、手間がかかるときがあります。
しばらくは、書き終わったノートでも、しばらく保管しておかないといけません。
出張も多かったので、終わったノートは、スキャンしてPDF保管するようにしていました。
しかし、デジタルメモを一度使って、その便利さを体感してからは、一気に乗り換えました。
デジタルメモの良さは、先述の通り、周囲と共有できることもありますが、私的にはには検索がしやすいことが一番です。
どこにメモしたかは、キーワードを入れれば大抵すぐに検索できます。
また、相手別、案件別にメモしていけば、過去の履歴も見やすいですよね。
そして、文字だけでなく、画像や音声でも入力ができるのが、デジタルメモの強みではないでしょうか。

一方、デジタルメモをとるようになって、一つだけ、気になっていることがあります。
年々字が下手になっていることです。
これは、PC主体で仕事をしていることも起因していると思いますが、私は講義で板書することもあるので、やはり字は多少なりとも、うまく書きたいとは思ってます。
しばらくは、iPad にApple pencilで手書きメモを取っていましたが、あとから見返したときに、何を書いているかわからないので(笑)キーボード入力に戻しました。
字の練習だけは別でやるしかないですね。
「ペン字講座」を検索したら、オンラインでのペン字講習が出てきて、「アナログをオンラインで学ぶんだ〜」と少し不思議な気持ちになりました。

いずれにしても、オンライン中心になって、メモ(記録)がしやすくなったことは確かです。
便利な機能がついたアプリもいろいろとリリースされていますので、自分に合ったものを見つけ、更に生産性をあげてみてはいかがでしょうか?