本日、1月16日は「禁酒の日」です。
1920年1月16日にアメリカで禁酒法が施行されたことに由来します。
禁酒法はキリスト教徒の活動から始まりましたが、密造酒やギャングの密輸が横行し、1933年に廃止されました。
「禁酒の日」は日本独自の記念日で、その日は飲酒を控えることを目的としているといわれています。
お酒が飲めない時に替わりに、「ノンアルコール飲料」を飲む方も多いのではないでしょうか。
ノンアルコール飲料とは、アルコール度数が「1%未満」の飲料を指します。
アルコール度数が「1%以上」になると、日本の酒税法では「酒類」に分類されますので、ノンアルコール飲料とは呼べません。
アルコール度数が「0.00%」のノンアルコール飲料であれば、飲んだ後に運転しても飲酒運転で捕まることはありません。
ですが、ノンアルコール飲料のアルコール度数は「0.00~0.99%(1%未満)」と幅がありますので、商品によっては微量にアルコールを含んでいるものがいくつかあります。
車を運転する人は、ノンアルコール飲料かどうかで判断するのではなく、アルコール度数が「0.00%」かどうかで判断してください。
筑波大学では、アルコール飲料の飲みすぎを減らすための対策として、ノンアルコール飲料を利⽤する方法が研究されています。
ノンアルコール飲料によるアルコール飲料の「置き換わり」が、飲酒量を減らすのに効果的である可能性があるようです
過度の飲酒は、アルコール依存症などの健康問題を引き起こすだけでなく、家庭内暴⼒や飲酒運転による交通事故など、さまざまな深刻な問題にもつながる恐れがあります。
アルコールの過剰な摂取は世界的な課題になっており、「飲酒や酩酊による悪影響の低減」は国連の持続可能な達成⽬標(SDGs)にも含まれています。
ノンアルコール飲料が減酒のきっかけになる可能性。
どんなことが「きっかけ」で「何に影響」するか、
飲酒だけでなく、私たちの生活や職場にも言えることですね。
その為には、ぜひ行動を。