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益田 和久

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第147回 今年どれだけ進化したのか

2023/12/28

早いもので年末。
今年も毎週地道に50回以上の寄稿をしたわけですが、自分の想いや考えをアウトプットしものが、どれだけ「モノになっている」のかを考えることがあります。
毎回業務改善提案のような投稿をしているわけではないので、自分の体感ベースで、自分が進化(変化)したことについて、振り返りを兼ねて残しておきたいと思います。

自分(自社)的に大きな進化(変化)はホームページをリニューアルしたことです。
弊社の場合、営業スタイルは紹介がほとんどなので、ホームページは“存在確認”の位置づけにあります。
お客さまに私のようなコンサルのホームページではどんなことを確認したいのか伺ったところ「どんな感じの講師なのか」「これまでどんな仕事をしてきたのか」「今回依頼する仕事以外にできることがあるのか」といった回答が多数ありました。
今回のリニューアルについては、その点がわかりやすくなるように業者さんにお願いをしました。
自画自賛するわけではありませんが、一定のニーズに応えられる仕様になったと思っています。

一方でうまくやれていないこともあります。
ホームページが「風化」しないように、タイムリーな記事を掲載して定期的に更新するようにしています。
以前のホームページから、最新記事(いわゆるwhat's new?的なものです)に弊社Facebookページを連動するようになっています。
以前はこのFacebookページの更新が不定期でしたので、基本平日は2日に1回更新するようにしました。
これは何とかキープできています。
ただそれ以外の更新があまりうまくできていないのです。
定期的に更新していくコンテンツとしては、
①YouTubeチャンネル
②書評
③コンテンツ紹介の3つがあります
が、この更新が滞ります。
理由は単純で「誰にも迷惑がかからないし、自分も困らないから」Facebookページは、日々の出来事(研修登壇や営業先での話)がメインなので、電車の中でも自宅のリビングでも、スマホから気軽に投稿できます。
ところが、YouTubeチャンネルや書評、コンテンツ紹介は(作成するのに)それなりの時間もかかるので、多忙を理由についついスキップしてしまいます。
とはいえ、ビジネスパートナーやお客さまから「書評の新しいのが楽しみです」「YouTubeチャンネルは最近やってないですか」「最近どんな研修を開発したんですか」と時々言われると、定期的な更新ができるようなリズムというかしくみを創らないと思うわけです。

そこでふと思ったのが、このコラム。
147回、毎週書いているわけです。
いつも締切ギリギリでWin-Gさんには迷惑をおかけしているのですが(汗)それでも続けられるのは、テーマと文字数、締め切り日が決まっているので、思考習慣やスケジューリングがしくみとして定着しているのだと思います。
年末年始で時間も少し余裕ができるので、このあたりの「しくみ」を考えてみようと思います。
YouTubeチャンネルであれば、メインテーマと撮影時間、その後の編集依頼。書評は文字数と項目。コンテンツ紹介はPowerPointのフォーマットなど。
どれも当たり前なことばかりですが、当たり前のことを当たり前にやり続けることが大事なんだと思います。

今回改めて感じたことは、安定的に仕事を進めるためには「ルール(締切)」「ツール(仕様)」「フロー(業務の流れ)」を整えることの重要性です。
デジタルツールも便利なものはどんどんリリースされていますが、結局は運用方法によって成果に差が出てきます。
多忙を理由に仕事が乱れがちになりますが、忙しいからこそワンストップして、しくみを整えていこうと感じた年末でした。