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菊岡 正芳

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第10回「イライラ感のマネジメント」

2023/12/11

私も人間だし、
イライラすることってあるんだよね。

そんな時、どうしたらいいんだろう?

という質問を多く受けます。


イライラする、私にもあります。

では、イライラするという状況は、
どんなときに起きているのでしょうか?


自分の思い通りにいかない、進まない。
予測と違う。

そんな時に、イライラが起きている
ことが多いと思われます。

相手に対して、自分の期待がかなえられない時
とも言えます。


期待がかなえられない、というのは
相手に対して期待値がつりあがっている
状態とも考えられます。


相手が思うように成長しない、
仕事・作業を進めてくれていない
と感じているのです。


また、徐々に進んでいるのですが、
期待より進み方が低い・遅いので、

進んでいることよりも
到達していないギャップに
注目してしまうことにも原因があります。


相手の状況により、イライラが起きるのですが、
実は、自分の状態によっても
イライラが発生します。


皆さん・私がとても余裕がないとき、
周囲に注意を払っている余裕が全くないと
感じているとき、

イライラが起きやすくなります。


自分に余裕がなく、
周りが期待していることに対して
全く進まないと、

多くの人は、そのことに対して
爆発してしまう、


イライラが怒りとなって
周囲にばらまいてしまうことにも
つながります。


こんなときの対処法は2つあります。


一つめは、
自分がイライラしやすい状況かどうか、
を確認することです。

イライラしたときを把握することから
始めるのが良いかもしれません。


今日は、これから数時間は、
イライラが起こりそうな環境だな、
と感じたら、

その時間であることを周囲の人に
つげることが出来ます。


とても忙しいので、ちょっと待って!

この一言で、周囲の人は
相談を避けるなどで、
イライラ攻撃を受けることができます。


あるいは、イライラが起こりそうなので、
別の部屋 会議室やカフェで集中して
作業することもできます。


二つめは、

特定の人、あるいは特定の行為にイライラする
場合の対処法です。

特定の人、特定の行為へのイライラについて、

自分の期待と、
相手の実施していることを見比べ、
そのギャップを感じることです。


私も特定の人で、イライラする人がわかっています。


全く無責任な発言をするという人にイライラする。

急に怒り出し、自分の正当性を保とうとする人に
イライラする。


したがって、その人に、
私基準の期待をあてはめず、

こういう発言をする人だと認識して、

内容の聞き方を変えたり、
聞く内容を変えることで
何か進捗することを引き出そうとします。


最後に
イライラが発生してきた時の対処法です。


イライラが湧いてきたら、
その自分の状態を一旦受け止めます。

これだけで、イライラから怒りにつながる
暴走を止めることができます。


自分のイライラが起こりやすい状況を
まずは把握してみませんか。