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益田 和久

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第118回 発信し続けること

2023/06/08

先月で会社を設立して15周年になります。
企業寿命30年説といわれますが、ようやくその半分に到達したことになります。
ちょうど区切りもいいので、新しい出発としてホームページをリニューアルすることにしました。
本来はリニューアルオープンしているはずなのですが、なかなか作業が進まず、ちょっと苦戦している状況です。(苦笑)

ホームページのリニューアルにあたって、業者さんや弊社メンバーと話していたのが「ホームページへの誘引」。
ホームページを見てもらうためにはどうするかということです。
弊社の場合、ホームページ上で物販をしているわけでもありませんし、ホームページを検索されて仕事の依頼がくるというわけでもありません。
弊社のホームページは、既存のお客様やビジネスパートナー、また人づてに弊社を知った方が、弊社がどんな活動をしているのかを「確認」するというツールです。
この確認行為の回数が増えれば、問い合わせも増えますし発注にもつながります。
同業者でもホームページに誘引するために、定期的なメルマガを配信している方々もいらっしゃいます。
告知の度合いにもよりますが、受信している私がメルマガをみて、ときどきホームページにアクセスしているのも事実です。
実際にメルマガを配信している同業者に話を聞くと「自社のことを頭の片隅においてもらう」という点では効果があるといいます。
ビジネスチャンスはいつ訪れるかわかりませんから、頭の片隅においてもらうことは大事なことだと思います。

振り返ると、自分自身がこういう地道な発信作業をしていないというのが正直な感想です。
特定のお客様やビジネスパートナーにはこまめに連絡をしていますが、特定多数にはできていないということを痛感しました。
会社のFacebookページは最低週1回更新しており、ホームページのトップページと連動していますが、あまり閲覧されていないのは感じています。
そんな中、お世話になっている方からのアドバイスがありました。「会社のFacebookページを個人のフィードでシェアしたほうがいいんじゃない。益田さんのFacebook見ていると、B級グルメ食べている楽しいおじさんのイメージしかないよ。(笑)」

私の中で、個人と会社のFacebookは切り分けてきたのですが、切り分けるほどの大企業ではないですよね(苦笑)。
改めてFacebookやTwitterをみたら、周りの個人経営者は自社のことを発信していました。
ビジネスチャンスは、まず自分のことを幅広く知ってもらわない限り生まれてきません。
こんな当たり前のことができていなかったことを猛省して、まずは会社のFacebookページを毎日更新して、それを個人フィードでもシェアすることを始めました。
たった2週間くらいですが、早速「Facebook見ましたよ」といって、お問い合わせを2件いただきました。
単なる偶然かもしれないので、最低1年間はこのリズムを継続していこうと思います。
そしてメルマガやホームページ更新も含めて、少しずつ活動をアップデートして「定期的な発信」のベースを作っていきたいと感じた今日この頃です。