GiiD合同会社(ジード合同会社) CEO 熊澤剛様(其の2)
今回の対談は、GiiD合同会社(ジード合同会社)CEOの熊澤剛様にご協力頂きました。
GiiD合同会社様は、企業活動における「人」と「業務」の両面のサポートを提供することで、独自の「こだわり」を実現する(=神が宿る)企業が増えることを通じて、社会の多様性・柔軟性・継続性の拡大と進化を推進しますという理念のもとにコンサルティングを提供されている会社でございます。
今回はGiiD合同会社創業前のキャリアについてお話しを伺います。
金山:先週は、GiiD合同会社の創業ストーリーを伺いましたが、創業の前はどのようなキャリアを歩んでこられたのでしょうか。
最初に就職したのはメーカーですね。
大学は新潟大学というところで文系の学部におりましたので、普通の営業職として入社しましたね。
配属されたのが京都だったので、京都って実は独自のメーカーさんが多くて、そういったメーカーをお客様として営業をしておりました。
ただ、営業は実は3年くらいしかやっていないんです。
当時使っていた社内の営業管理システムがとても使いづらくて、もっとこうした方が営業事務も楽になるのにという話をしていたら、それが偉い人の目に留まったようで社内SEをやることになったんです。
この会社では9年ほど勤めましたね。
業務改善からスタートしたコールセンターの立ち上げ
その後他の会社でも社内SEを経験しまして、はじめてコンサルティングのお仕事についたのが某シンクタンク系企業ですね。
そこでは、大手流通企業のシステムを担当していたのですが、当時システムの障害があるとSEに直接連絡がきて対応していたんですが、そうすると開発が遅れるので夜中まで作業をするのが日常茶飯事になっていたんです。
これはどこか改善が必要だと思い、コールセンターがあった方がよいのではと提案をしたのですが、私がコールセンターの立ち上げをすることになりまして。
そこからはコールセンターの仕事が長かったですね。
ただ、当然ながらその会社はコールセンターの事業が本業ではないので、本業でやってみたいという気持ちもありましたのでテレマーケティングの会社に転職をしたんです。
そこでは、企業のお客様対応の部分を切り取って運営する仕事であったり、既に運営しているコールセンターやコンタクトセンターのパフォーマンス改善や、新規コールセンターの立ち上げなどをやってきました。
約10年ほど勤めた後に派遣会社に転職をして、派遣じゃなく業務委託の仕事を主に担当しました。
その頃派遣の業績が悪かったこともあって、業務を切り取ってきて業務委託で受けるということに会社が力を入れていたんです。
そこで先週お話ししたストレスチェックの義務化がはじまって事業化をしていったという流れになりますね。
金山:なるほど。
営業から社内SE、コールセンターにアウトソーシングと様々ご経験されているんですね。
その中でも常に業務改善という領域で役割を担ってこられた訳ですね。
次週は熊澤様が描く今後のビジョンについてお話し聞かせてください。
会社情報
会社名:GiiD合同会社(ジード合同会社)
本社:北海道札幌市北区北27条西7丁目3-7-5
事業内容:
業務改善コンサルティング、組織改善コンサルティング、情報セキュリティコンサルティング