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塩崎 真士

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第11回 共感力の高め方 その①

2022/10/21

今回から、人間関係・信頼関係をつくるために
必要な3つの力

共感力
直働力
感謝力

についてお伝えしていきます。
まずは、共感力についてです。


「日本の労働人口の49%が人工知能やロボットなどで
代替可能になる」

2015年に、オックスフォード大学と野村総研が
このような試算を発表しました。
また、
「2030年までに既存業務のうち27%が自動化され、
160万人の雇用が代替される可能性がある」と
マッキンゼーの調査でも言われています。

ロボットが仕事をしたり、無人の車が走ったりなど、
小さい頃に漫画や映画で観ていた「夢の未来」が
高度な技術開発で現実になりつつあります。

すでに飲食店では、調理ロボットや配膳ロボットが
稼働しており、人材不足をカバーする働きをして
います。
見ているととても面白いですし、ワクワクしますね!

パーソル総合研究所と中央大学は、
「労働市場の未来推計2030」で、
2030年に644万人の人手不足が発生すると
発表しました。
これから人口がどんどん減り、人手不足は顕著
になりますから、AI化・ロボット化の流れは
加速していくでしょう。

AI化・ロボット化が進むと、今までしていた仕事が
なくなります。
今は人手不足を補うためのAI化・ロボット化ですが、
人の何百倍、何千倍、何万倍ものスピードで
仕事をこなしますから、範囲はますます広がっていきます。

しかし、どんなにAI化・ロボット化が進んでも
人がやらなければならない仕事は51%残ります。
実はここに、これから必要とされる人になるための
大きなヒントがあります。
特に、リーダーはこのことがとても大事です。

これから、女性の社会進出は今まで以上に
進んでいき、女性がますます活躍する時代に
突入していきます。

このような中で、リーダー、特に男性に求められる
ことは、

「人の感情・気持ちを理解し、最適な言動を行うこと」

です。
言い換えれば、人に寄り添うことができる人、
共感できる人です。
これからのキーワードは「共感」です。
まずは、このことを覚えておいていただきたいと
思います。

では、共感力を高めるためにどうすればいいのか
について、次回以降お伝えしていきます。