先日、2024年パリ五輪マラソン日本代表を決めるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が行われました。
上位2名が代表内定となります。
男子の成績は、
1位:小山直城選手(2時間8分57秒)
2位:赤崎暁選手(2時間9分6秒)
3位:大迫傑選手(2時間9分11秒)
という結果でした。
そして、
4位:川内優輝選手(2時間9分18秒)
に感動しました。
公務員ランナーとして注目を集めていましたが、
2019年4月にプロランナーに転向しました。
主な実績は、
2023 バンクーバーマラソン/優勝
2022 みえ松阪マラソン/優勝
2021 防府読売マラソン/3位
2020 防府読売マラソン/2位
2019 バンクーバーマラソン/優勝
2018 ボストンマラソン/優勝
2017 ロンドン世界陸上マラソン/9位
2016 福岡国際マラソン/3位
2015 ニューヨークシティマラソン/6位
2014 仁川アジア大会マラソン/3位
2013 ゴールドコーストマラソン/優勝
2013 別府大分毎日マラソン/優勝
2012 シドニーマラソン/優勝
2011 東京マラソン/3位
2010 東京マラソン/4位
など
(川内優輝オフィシャルサイトより引用)
この大会が通算130回目のマラソンとなった川内選手は現在36歳。
年齢は「ただの数字」とコメントしています。
大雨の中に行われた今大会。
スタートから飛び出したのは、川内選手でした。
35キロまで独走し、一時は2位と40秒差をつけました。
レース後には、
「今日はもう悔いがないです。自分の力を出し切って結果的には上の3人に負けたので、そこはもうしょうがないと思います。」
とコメントしました。
そして、
「本当に楽しかったです。」
と振り返っていました。
世間では、
「魂の大逃げ」
として称賛の声がありました。
経験に基づくチャレンジを実行し、
それを楽しむことができたのは、
ここ一番で「力を出し切る」ことが
できたからではないでしょうか。
ただ経験を積み重ねるだけでなく、
若い選手の為に自身に何ができるかを考えて実行すること。
そんな川内選手の姿に感動しました。