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益田 和久

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第213回 新入社員のみなさんへ ITとの共生について

2025/04/03

この4月から新たに社会人としての一歩を踏み出す皆さん、入社おめでとうございます。
ITが仕事のあらゆる場面で欠かせない時代にあって、皆さんにはぜひ有効的にいろんなツールやソフトを活用してほしいと思います。
ただし、その使い方ひとつで成果や信頼を大きく左右するのも事実です。
いくつか、社会人としてのスタートにあたり、心に留めておいてほしいポイントをお伝えします。

まず、AIを使った資料や文書の作成についてです。
ChatGPTのようなAIツールは、文書作成やアイデア出しにおいて非常に有効です。
とはいえ、それに頼りきりになってはいけません。
AIが出力する内容が「適切かどうか」「表現が自然かどうか」などを判断するには、まず自分で文書を作る力が必要です。
例えば、ある新人がAIでプレゼン資料を作ったものの、内容が支離滅裂で上司に指摘され、結局一から作り直しに――という話はよくあることです。
AIはあくまで補助。基礎力を身につけた上で活用してこそ、真の武器になります。

次に、仕事中のスマホ使用についてです。
通勤電車や休憩中のスマホはいいとしても、業務中は基本的に控えてください。
特に入社直後のうちは、机の上やポケットには置かず、カバンや引き出しにしまっておくのがベターです。
SNSの通知やメッセージ1つで集中力は一気に削がれます。
ある先輩社員が「通知を気にして5分ごとにスマホを見ていたせいで、資料作成が半日遅れた」という話もありました。
今はまだ、自分のペースがつかめていない時期。
業務に集中できる環境を、自ら整えていきましょう。

SNSの活用についても一言。
X(旧Twitter)やInstagramなど、プライベートで楽しむ分には大いに結構です。
むしろ趣味の発信や情報収集は良い刺激にもなるでしょう。
ただ、職場に慣れるまでは、ネット上の“誰か”のつぶやきより、隣の先輩の一言に耳を傾けてください。
ちょっとした会話の中に、業務のヒントやチームとの距離を縮めるきっかけが隠れているものです。
また、休憩中などに出身地や趣味など軽い話題を共有することで、職場での人間関係がずっと円滑になります。

結論としては、「現実と向き合う姿勢」を大切にしてほしいということです。
新入社員という立場は、多少の失敗や遠回りも許される貴重な時間です。
その1年を、単なる“通過点”ではなく、将来に繋がる価値ある期間にするためにも、自分の目と耳と頭を使って、今ここにある現実をしっかりと受け止めてください。

社会人としての第一歩を、誠実に、そして前向きに歩んでいきましょう。
皆さんの成長を心から応援しています。