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豊岡 厚惠

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第68回 「コミュニケーションが不足することで引き起こされるもの」

2023/10/18

前回は「どうして部下は自ら動かないのか」
というお話から、

「動かない」のは、
実は、
「動けないのは」状態になっている。
もしかすると
「受け身の社員」「指示待ち部下」

を作っているのかもしれない、
ということをお伝えしました。


しかし、

上司の皆さんからすると、

そんなことまで教えなければいけないのか、
それくらい、自分で勉強してくれよ、

と思うことも多いと思います。


経営者、管理職の皆さんは、とても忙しいんです。

私の知るかぎり、ほぼ全員と言ってもいいくらいに管理職者は
プレイングマネージャーでした。


そうすると、
なかなか部下とのコミュニケーションも取れないのが現状ですよね。

コロナ禍で追い討ちもかかって
仕事のスタイルも変わりました。

テレワークなども増え、

●朝の挨拶以外は ほとんど会話がない
連絡事項は メールやチャットで済ませる
 
といったことが日常になりやすいようです



では、ちょっと考えてみてください。


コミュニケーションの量が減ると

上司は部下の「何」が
把握できなくなると思いますか?



部下の
「得意なこと、出来ていること」
「苦手なこと、できていないこと」

把握ができなくなるんですね。


そうすると、

上司のあなたは、適切な指導やサポートができなくなり、
部下のスキルも一向に上がらない

だから

部下が思うように動いてくれない 育たない
ということになるわけです。



では、


部下との
コミュニケーションが不足すると
一体どのようなことが引き起こされていくのでしょうか。


相手に対してどのような感情を抱くようになると思いますか?



コミュニケーションが減ってくると、
互いの心に

「疑い」

が発生するんです。


人間の脳は1日に6万回も思考している
と言われていますが、その80%がネガティブなことだと言われているんですね。

ですので、
コミュニケーションがないだけで、

「よく思われていないに違いない」
 などと、
勝手なネガティブな受け取り方をしたりするということです。

コミュニケーションが不足することで

 他にも
■誤解が生じる
壁ができる
ミスやトラブルが発生しやすい 
ストレスや精神的負担が多くなる
互いに探り合う(何考えているんだ・・)
仕事が依頼しずらくなる
モチベーションがダウン
離職率が高まる


離職が増えるところまで発展するんですね。


そして、
コミュニケーションが取れないまま放置していくと

迅速な情報共有に支障をきたし
重大な問題が発生するかもしれません。


コミュニケーションの機会がないと

これくらいのこと言わなくてもいいや、と、
こまめな報連相を怠る
 
そうすると

各部署ごとにも連携が取れなくなり
信頼関係も築きにくくなりますね。


不信感や疑念を抱くと、
情報の隠蔽、信頼関係も崩壊にも繋がるんです。

ここまで行くと、かなり重症ですが、


問題の把握や対応策の提案が遅れることになり
結果的に、顧客にも影響を及ぼす

ということになります。



コミュニケーション不足により信頼関係を築くことができず、
疑ったり非難したりすることが頻繁におこる
 

このような人間関係ができあがってしまうと、互いにストレスや精神的な
負担も多くなりるということです。
 

コミュニケーションの重要性はわかったけど、

先ほども言いましたように、経営者の皆さん、管理職の皆さん
忙しいんです。

コミュニケーションを取る時間も余裕もないのが現状ですよね。


コミュニケーションをとらなければと思うと、

「たっぷり時間を取る」

と思われがちですが、


実はそんなに時間をとる必要がなく、

コミュニケーション不足を解消できる方法があるんです。

 

ちょっと長くなりましたので

この続きは次回にお話しいたしますね。


今回も最後までお読みくださりありがとうございました。


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