第181回 この人に聞く!~人・組織が羽ばたく時~
2024/09/08
株式会社ICON 代表取締役 土屋敏子様(其の1)
今回の対談は、株式会社ICON代表取締役 土屋 敏子様様にご協力頂きました。
株式会社ICON様は、創立27年目のIT企業様でシステム構築事業、暗号セキュリティ事業、ものづくり・教育事業を展開されています。
今回は株式会社ICON様の会社紹介と創業ストーリーをお届けいたします。
金山:最初に会社についてお尋ねしたいのですが、株式会社ICON様はどのような会社になるのでしょうか。
弊社は1997年10月7日に創業しまして、27年目の会社になります。
主な事業内容はSES(システムエンジニアリングサービス)事業で、その売り上げがメインとなっております。
その他には、自社開発の商品としましてセキュリティ暗号化ソリューションを自社開発し販売しております。
また、8年前からものづくりがしたいという想いから、ものづくり教育事業部を作りまして、乳幼児から高齢者まで楽しめる知育ロボットの製造販売をしております。
金山:現在創業から27年目ということですけども、どのように創業されたのか、創業時のエピソードなどあれば教えてください。
設計事務所の常務から推されて起業!
実は学生の頃にアルバイトをしていた設計事務所の常務から空き物件の話しをもらったのがきっかけで学生起業したんです。
当時短大に通いながらアルバイトをしていた設計事務所で、近くに空き店舗ができたので見に行かないかと常務から誘われまして。
すると社長も常務もお酒が好きだから飲食店をやらないかと話が盛り上がっちゃったんですね。
ただお金があるわけではなかったので、建築部から大手ゼネコンに就職した先輩に相談してお金を借りて個人事業主として飲食店を開業したんです。
一人だと大変なので、テニスの同好会に声かけてテニスウェアでホールを手伝ってもらったり、調理場とカウンターはバレー部に声かけて手伝ってもらったりと、学生だけで運営してましたね。
金山:凄い起業の仕方ですね!
飲食店を起業されて、なぜITの仕事をすることになったんですか?
技術者の押し売りと感じたシステム!
そうですね。
飲食店を5店舗まで増やしたんですけど、やはり経理処理でPOSシステムというか、会計ソフトみたいなのが必要になってきまして、それを導入するという話になった時にすごい使い勝手が悪かったんですよ。
お客さんの立場で作ってないと言いますか、技術者の押し売り的な感じだったんです。
自分だったらもっといいものを作れるのにいと思っていたんですが、当時お客さんにITの上場会社の創業者がいらっしゃったので相談してみたんですよ。
ITのこと分からないし、技術のことも分からないけど、ソフトウェアの会社って起業できるのかなって聞いたら「経営なんかみんな一緒だろ」と言われまして。
それがきっかけで7日後に会社登記してITの会社をスタートしたんです。
金山:凄い行動力ですね!
次週は創業から現在までの歩みについてお話しをお伺いできればと思います。
今週は株式会社ICON様の会社紹介と創業ストーリーをお届けしました。
次週もお楽しみください。
会社情報
会社名:株式会社ICON
所在地:神奈川県横浜市神奈川区台町13番地19
事業内容:システム構築事業、暗号セキュリティ事業、ものづくり・教育事業