合同会社Two rails 代表社員 佐藤 元紀様(其の2)
今回の対談は、合同会社Two rails代表社員 佐藤 元紀様にご協力頂きました。
合同会社Two rails様は、「起業成功率を100%にする! 」というビジョンを掲げ、スタートアップ支援と新規事業の創出支援を展開されています。
今回は合同会社Two rails佐藤 元紀様のキャリアについてお話しを伺います。
金山:先週は現在の事業についてお話しを伺いましたが、佐藤様のキャリアについてお話しを聞かせて頂けますでしょうか。
ベンチャー企業で培った新規事業の立ち上げ!
私はベンチャー企業を4社渡り歩いてるんですけど、一般的な企業の場合、新卒は、研修なども経て、「営業」などの業務からスタートすることが多いと思うのですが、私の場合は、ベンチャー企業だったこともあり、いきなり新規事業の立ち上げを経験させていただきました。
マネージャーの二人体制で作業をしたのですが、社長の考えていることをうまくまとめて、一から事業としてまとめてきました。
それがファーストキャリアだったのですが、その経験を持って同じくベンチャー企業で新規事業の立ち上げから一緒にやってくれないかというフェーズで参画し渡り歩いてきました。
2020年コロナに入る前は、大手上場企業の経営企画室で様々な事業を俯瞰してみながら今どこに課題があって、どういう風にそれを解決していくのか、どう社内の連携を作るのかなど、社内コンサルのような立ち位置で仕事をしていました。
各事業責任者 が事業を立ち上げたけどなかなかうまく広められなかったり、浸透させられなかったり、多くの予算やリソースを使っても、スケールせずに終わってしまうということもたくさん見てきました。
そんな経験の中で、私自身ゼロイチで何かを生み出すというよりは、立ち上がったプロジェクトを1から5にする過程に得意な部分多くあることに気づいたんです。
そして、立ち上がったプロジェクトをどうやって形にして大きくしていくのか、そのプロセスをうまく提供できたら事業の成功確率を上げられるんじゃないかと思いはじめたんです。
そして、最初は知り合いの会社で困っている会社があるという話を受けて副業のような形で関りはじめたのが現在の事業を始めるきっかけとなったんです。
金山:なるほど。
それが今の事業につながるわけですね。
2023年3月に個人事業主として専業でスタートされて2024年4月には法人化れていますが、何かきっかけがあったのでしょうか。
実は色々と新規事業に携わる中で、事業の立ち上げに必要なことに気づいたんです。
新規事業って本当にアイデア一つで始まる場合もありますし、綿密にやっていく場合ももちろんあったりするんですけど、 一番大切なのは、新規事業を産み出す仕組みや文化を、組織内部につくることだと思うのです。
外部の私がやってあげるとか、誰か外の人がやってあげるんじゃなくて、社内でそういう気運を作っていくことや、推進する人が育つことがとても大事なんです。
やはり事業の立ち上げを支援するためには、最終的にそこの支援が必要だと感じまして、2023年に専業でやることを決意して法人化して運営することにしたんです。
金山:なるほど。
色々とお話し頂きありがとうございます。
次週は佐藤さんが描くビジョンについてお話し聞かせてください。
会社情報
事業所名:合同会社Two rails
所在地:東京都新宿区新宿 1-36-2 新宿第七葉山ビル 3F
事業内容:プラットフォーム事業・新規事業開発代行事業