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塩崎 俊樹

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【第97回講座】うちは相連報の順番が大切かも…

2022/10/20

ある会社で報連相の研修をさせて頂きました。報連相について詳しく話を聴いたのは初めての会社でした。
報連相の研修では、
①報連相の意味、
②伝わる報連相の大切さ、
③リーダーの実践で生きる報連相
をテーマに報連相について学んでいきます。

店舗数が増える中で・・・

この会社では、店舗数が増える中で社員を中心にスタッフの離職が増加し、人不足により営業や既存社員の働く環境に支障をきたすようになっていました。
そんな中でも新しい社員を雇い、現場に配属すると、事前の相談がなく、ある日突然辞めますといって、辞めていく社員が後を絶ちません。

そういった中で、新入社員を中心にスタッフが辞めないで育つ会社づくりの必要性を感じ、社長が人事制度作りの環境整備を行うことを決めました。
活動を始めてから6か月ほどが経過して、店長・料理長・マネジャー層を中心に社長も一緒に学びあい、話し合う機会を定期的に設けることができるようになりました。

相連報の方がうちの会社には合っているかも

報連相のお話を一通り終えると、社長が伝わる報連相の考え方に凄く共感をして頂きました。
そのうえで、社長が気づいたのは、報告、連絡も大切だが、うちの会社でまず一番変わらないといけないのは、相談しやすい環境整備であるとのことでした。

新しい社員を採用して、現場に配属した時に、新しいスタッフが悩んでいても相談しやすい環境ができていないことが、新人スタッフの不満や不安によるストレスになり、ある段階で耐えられなくなり、誰かに相談する前に辞める決断をしてしまう状況が生まれていました。

相談できる環境づくりを目指して

相談の意味と重要性が伝わることで、会社として今何が一番重要であるかが共有できました。
その上で店長・料理長を中心に現場から相談しやすい雰囲気を作れるようになろうということで、新たに相談されるリーダーになるために研修を実施させて頂きました。
まだ知識の段階ですが、まずは知識を得ること、そして実践できる機会を作り、フィードバックできる環境を作ること。

動き始めたばかりですが、社長が変わろうと覚悟を決めて、学び、話し合う機会を定期的に設けたことは、会社が変わる大きな一歩ですね。
また報連相の流れにこだわらずに、会社にあわせて相連報に変えて共有していくことも大切であることを改めて僕自身も学びを頂いた機会でした。

今日も最期まで御覧頂きありがとうございました。

☆今日の質問☆
あなたのお店のスタッフは、相談をよくしてきますか?

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