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加倉井 正和

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第85回 言霊

2022/07/26

今回のテーマは言霊(ことだま)。
ドラゴンボールに出てくる必殺技、「みんなの気を集めた玉」のことではありません。
こんなつまらないオヤジギャグ、、、
私の研修でも体験することができます(笑)

言霊とは、日本で言葉に宿ると信じられた霊的な力の事です。
声に出した言葉が、現実の事柄に何らかの影響を与えると信じられており、良い言葉を発すれば良い事が起こり、不吉な言葉を発すれば凶事が起こると考えられていました。

今は日常的に「言霊」というキーワードを発することはないと思いますが、この言葉に宿るといわれる力には需要があるのではないでしょうか。

私の体験型研修では、最後に「明日から職場で実践する行動」を設定します。
そして研修を受講したメンバーたちへ発表します。

決意共有という意味もありますが、言葉にすることで行動する意識を高める為でもあります。

何度もコラムに出てきますが、
「思っているだけでは何もかわりません。」

よくTVなどで見かけるのは、夫から妻に対して感謝のオモイを伝える場面。
「普段はなかなか言う機会がないけど、いつもありがとう。」
感動的な場面かと思いがちですが、そう思っているのなら普段から口にしましょう。

思っているだけでは相手に伝わりませんし、「ありがとう」を言われて嫌な気持ちになる人はいません。

ビジネスシーンでも「思っているだけ」ってことありませんか。
相手に対することだけでなく、自分に関すること。
言葉に出すことで、行動に移せることもあるかもしれませんね。

なかなか機会がない方は、ぜひ体験型研修をオススメします。
行動を変えるきっかけになるかもしれません。