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加倉井 正和

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第75回 思考

2022/05/17

今回のテーマ。
花札の「松に鶴、桜に幕、芒に月、桐に鳳凰」4枚の役名ではありません。
こんなつまらないオヤジギャグ、、、
私の研修でも体験することができます(笑)

体験型研修では、課題解決アクティビティをチームにてチャレンジします。
チームでおこないますので、どのようにアプローチしていくかなど、いろいろな考え方が存在します。

論理的に考えてから言葉にする人。
論理的に考えてるけど、なかなか言葉にできない人。
直感的な考えを言葉にしていく人。
考えがまとまらなくて、他人の意見に乗っかる人。
などなど。

人との違いを感じることができる一場面です。

そんな個々の集まりがゴールに向かって、どのような手段を選択して行動していくかが最も重要になります。

組織は個人の集合体です。

他人の冷たいと自分の冷たいは違うかもしれない、ということを感覚だけで認識していると危険です。
例え同じような考え方を持っている人とでも、アプローチの手段が異なれば結果も違ってきます。

考え方の違いも理解し合うことが必要なのではないでしょうか。

以前もコラムで書きましたが、自分の思っている通りにいかない事柄には、イライラしてしまうことがあります。

100人いれば100通り・・・なんて言葉もあるように、様々な角度から物事にアプローチできる環境があれば、より強い組織へ向かうのではないでしょうか。

与えられたことだけでなく、自主的な行動を期待するには、そうなるような理由が必要です。