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加倉井 正和

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第202回 期待と結果

2024/10/22

スポーツの秋。
残暑が続いているのか、秋といっても暑い日がありますね。
もう10月後半というのに。

先日に行われた、箱根駅伝の予選会。
スタート時の気温は、約23度。
倒れる選手が出るほどの過酷な予選会となりました。

第10位までは、本戦に出場することが決まります。
今年も、出場できるかできないかの順位でドラマがありました。

10位 順天堂大学 :11時間01分25秒
11位 東京農業大学:11時間01分26秒

わずか「1秒」差。

たった「1秒」。
されど「1秒」。
選手は「1秒」を縮める為に、日々練習を積んでいます。

しかし、「結果」に思うことは、人によって違います。

今年に行われた、パリオリンピック。
金メダル候補として出場した種目でのメダルなし。

人は、期待している結果と違った時に、何を思ってしまうのか。

代表になれているだけでも大変なことなのに、
そこまでの過程ではなく、その先の結果に期待をしてしまいます。

もちろん、アスリートもビジネスも結果が大切です。
しかし、過程に重要な要素があることも事実です。

過程での行動は、必ず結果に影響を与えます。
アスリートが試合を見返すように、
ビジネスでもどんな過程があったかを見直すことも重要です。

誰の責任とかではなく、何が問題だったかを解決していくことが必要ですね。