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菊岡 正芳

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第2回 菊岡=“聴く”岡 という名前なのに、“聞けない”岡さん

2023/10/16

今でこそ、プロコーチとして、
人材育成・組織開発コンサルタント、
セールス・マーケティングのアドバイザーとして
成果を出し続けている私ですが・・・

菊岡=“聴く”岡 という名前なのに、“聞けない”岡さんでした。

当時の会社の、研修担当部長から、
何度も、個別に注意を受けました。

本当に聞けない岡さんですね。

「厳しい人、自分にも他者にも自分の考えを押し通し成果を出す仕事人」という評価でした。 

聞けない岡さんに加えて、筋論で押し通す人でした。

感情は一切関係なく、良いと思ったことは、
仕事だから当然と
押し通していました。

当時の上長から、
そんなにいろんな人と戦わなくても
実力があるので仕事は進みます。

人の気持ちに、もう少し配慮してはどうですか、
と指摘され続けていました。

ただ、自チームのメンバーには、
自分の持っているスキルやリソースを教えていました、

自チームのメンバーを守る気持ちは強く、
それが逆に周囲を敵にしていたのかと思います。

メンバーの話を今聞くと、
メンバーの実力を伸ばしてくれたと、多少の忖度(そんたく)を
入れて答えてくれています。


当時の仕事仲間や、関わっていただいた
支援会社の人たちに、今お会いすると、

本当に厳しかった、
怖かったですよ、
と言われます。

あの菊岡さんが、随分変わられて、
コーチや人材育成を行われているのですね。

何が変わったのですか?と聴かれます。

それは、相手の話をよく聴き、いろんな発見を得て、
より良い方向性を見つけ出す経験をたくさんしたからです。

自分の力を見せたい、独自のやり方でやりたいなどの独りよがりから、

人の協力・支援を得て、みんなでやった方が
より大きな成果、充実した成果が得られます。

失敗をたくさんやって、
聴く力を高めて、対話力を高めて、
多くの成功経験を積み上げてきました。

“聴く”岡 という名前なのに、“聞けない”岡さんが、
“聴く”岡 さんに変わって、
周りの人の、取り扱っている商品も輝き出した。

それを自分だけではなく、人に教えると、同じことが起きる。
再現性が高い手法でした。

聴く力に基づく対話力を高めていきましょう。