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金山 正明

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第130回 この人に聞く!~人・組織が羽ばたく時~

2023/07/23

Outdoor LifeStyle Produce アウトドアコンサルタント 小清水 哲郎様(其の2)

今回の対談は、アウトドアコンサルタントの小清水 哲郎様にご協力頂きました。
小清水様は、自然環境やアウトドア活動に関する豊富な知識と経験を活かし、コンサルティング、アドバイザリー、チームビルディング、教育研修、イベント企画など、幅広く活動されております。
今回は小清水様のキャリアについてお話しを伺います。

金山:先週は、アウトドアコンサルタントとしてのお仕事、そして創業のストーリーを伺いましたが、小清水様のキャリアについてお話しお伺いできますでしょうか。

ジャーナリズムの道か教育キャンプの道か

地元が神奈川県なのですが、自然豊かな環境で育ったので幼い頃からずっとキャンプをやり続けてきたんです。
大学は、法学部法律学科へ進み、専攻は教育法で「子どもの権利条約」を学びました。
大学入学時は、探検部に入り、将来的にジャーナリズムの道に進むか、教育キャンプの道に進むか悩んだのですが、色々と調べる中で、教員になれば出向で青年の家に行くことができると知り、教員免許を取りにいきました。
ただ、大学4年生の時に、偶然にも県内で規模の大きい野外教育施設で職員募集がありまして、そちらに声をかけて頂いて就職することにしたんです。
ある程度有名な大学の法学部だったんで、かなりいイレギュラーな就職の仕方だったと思います。
大学の時のゼミの同期からは、「営業職じゃないのか?」って言われましたね。

金山:確かに法学部出て野外教育施設で働いている人って聞いたことありませんからね。
教育キャンプの道を選んだんですね。

施設利用者数を10万人から14万人へ!

そうですね。
施設に入ってからは、財団が解散するまでいましたね。
約20年の間、色んな事業を立ち上げましたね。
当時年間の施設利用が10万人だったんですけど、それを増やさなきゃいけなかったんで、試行錯誤しながら様々な事業を立ち上げました。
子供たちの10日間キャンプをはじめとしたキャンプ事業、不登校対策事業といった社会問題対策事業、その他にも評価システムの構築など取り組み、最終的には年間利用者数14万人に押し上げることができました。
残念ながら政権が代わって財団が解散になって、指定管理者制度というのがはじまったんです。
神奈川県では、野外の教育事業が縮小すると判断しましたので、それを機に退きましたね。

金山:なるほど。
施設での経験、特に様々な事業を起こしてきた経験が今のコンサルタントとしての仕事につながっているわけですね。
お話しありがとうございます。
次週は小清水様が描く今後のビジョンについてお話し聞かせてください。

今週は小清水様のキャリアについて話しをお届けしました。
次週もお楽しみください。