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長谷川 満

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第80回 カレーハウスCoCo壱番屋創業者の宗次徳二さんから学ぶ「盛らない商品!」

2022/06/22

先日、
カレーハウスCoCo壱番屋 創業者の
宗次徳二さんのお話を聴く機会がありました。


宗次徳二さんと言えば
カレーハウスCoCo壱番屋を創業し、
現在は、国内外で1,400店舗まであり、

一代で東証一部上場まで
もっていかれた名経営者です。


今回の
宗次徳二さんのお話の中で、
とても心に響いたお話は、

「メニューの写真は盛らない」
ということです。


実際のメニューの写真撮りの時に、
宗次徳二さんは、

カメラマンに対して
盛らなくて、
そのままを撮ってくれと
指示をされているそうです。


飲食店によっては、
メニューにある写真がかなり盛っていて、

実際に出てきたものと
メニューの写真を見比べてみると、
かなり盛っているなぁ~と
感じるお店もあります。


メニューにある写真から注文して
実際に出てきたものが、
違和感を感じたりすると

残念な気持ちという
「負(マイナス)」の感情になります。


一方、
カレーハウスCoCo壱番屋さんのように、
実際の商品をありのままに撮った
写真を掲載していれば、

実際に出てきた商品と写真が同じなので、
違和感も感じず、
とても誠実だと感じるものです。


このことは、
人材採用の現場でも同じことが言えて、

例えば、会社説明会などで、
会社を大きく見せたり、
いいことしか言わなかったり、
カッコつけたり、
というようなことをしてしまうと、

入社後のギャップが大きくなり、
早期離職につながったりします。


一方、
会社説明会などで、
ありのままの姿を見せたり、

会社で足りないことや
できていないようなマイナス点なども
さらけ出したりすると

とても誠実ですし、
入社後のギャップもとても小さくなるので、
早期離職につながりにくくなります。


カレーハウスCoCo壱番屋
創業者の宗次徳二さんの
「盛らない商品!」は、
とても奥が深いお話でした!