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塩崎 真士

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第61回 優秀な女性社員を惹きつける!女性が働きやすい職場づくりとは?

2024/09/20

前回は、多様性と包容性がある職場づくりが大事。
なぜなら、社員一人ひとりが、自分の能力を最大限に発揮でき、
それが、企業全体の成長に繋がるから。
というお話しをしました。

多様性と包容性がある職場づくりは、社員全員に重要なことですが、
特に女性社員には、よりいろいろな視点で、
働きやすい職場にするための配慮が必要です。
今日のお話しは、男性にはよく読んでいただきたいです。


なぜ女性社員に、いろいろな視点での配慮が必要かと言いますと、
女性には、生理・妊娠・出産・育児など、大きなライフステージの
変化があるからす。
これらのことは、仕事とプライベートのバランスに大きく影響しますので、
働き続ける上でいろいろな課題が出てくる可能性があります。

◆生理による体調の変化
生理痛やホルモンバランスの変動による体調不良は、
仕事のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。

◆妊娠・出産
妊娠・出産は大きなライフイベントであり、仕事と育児の両立は
多くの女性にとって大きな課題となります。

◆育児:
子供の世話や育児に関する悩みは、仕事への集中力を低下させ、
離職に繋がる可能性も考えられます。


これらに対して、職場が働きやすい職場環境を整えることで、
女性社員が安心して長く働き続けられるようになります。
例えば、このようなことが挙げられます。

フレックスタイム制やテレワークの導入
時短勤務制度の導入と充実
育児休業・介護休業の取得支援
生理休暇の名称変更と取得支援
産前産後休暇の取得支援
妊婦健診受診への配慮
産休・育休復帰後のキャリアアップ制度
女性リーダー育成
妊娠・出産・育児に関する相談窓口設置
ハラスメント相談窓口設置
更衣室・授乳室の整備
保育園・託児所の紹介
介護サービスの紹介
など


このように、女性社員が働きやすい職場にすることで、

◎優秀な人材の確保・定着
◎ES(従業員満足度)の向上
◎企業イメージの向上

につながります。

女性社員が働きやすい職場づくりは、女性社員だけでなく、
企業全体の成長にもつながる重要な取り組みです。
いろいろな働き方を支援して、女性社員が安心して働けて、
活躍できる職場にすることで、企業はよりよい組織へと
発展していくことができます。