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高松 秀樹

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第194回:鉄鋼業界の採用事情

2024/08/31

・日本製鉄

人気女優、川口春奈さんが製鉄現場にて「日本製鉄中」というかけ声で体操する様子などが、シリーズ化

・JFEホールディングス
好感度No.1お笑いコンビ「サンドウィッチマン」が、「持続可能」を意味する「サステナブル」を「鉄」にかけ合わせた「サス鉄ナブル!」を紹介

・神戸製鋼所

人気女優の奈緒さんが「KOBELCO(同社)」を擬人化したメッセンジャー「コベルコさん」として、「あしたにいいこと、KOBELCOと。」をメッセージに掲げ、耳馴染みのない鋼鉄技術や、CO2削減に向けた取り組みをわかりやすく解説

などのように、昨年より「鉄鋼メーカー」各社が活発にCMを流しています。

鉄鋼メーカーは、「BtoB企業」の代表格であり、一般的に直接、消費者に訴えかける広告は効果が見えづらいため積極的ではありません。

ところが、若手人材を中心に人手不足が背景にあり、一般層に向けたブランディングに舵を切ったようです。

各社の人事関連の方に、その反応を伺うと、社員や社員の家族からも好評なようですし、また「採用力の強化」にも繋がっているようです。

実際に、本社はもちろんのこと、関連会社まで新卒の就活生のエントリー数は飛躍的に伸びているとのこと。

かつて、鉄鋼王アンドリュー・カーネギーは「チャンスに出会わない人間は、一人もいない。それをチャンスにできなかっただけだ」と言いましたが、鉄鋼業界の方々をこよなく愛する高松としては、多くの若い方々に「チャンスを掴み取ってほしい」と願っているのであります。