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益田 和久

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第180回 オーバーホール

2024/08/15

貧乏暇無し&ワーカーホリック気味の私は、今年の夏はきちんとした夏休みをとっていません。
正確にいうと連休をとっておらず、旅行や近場へのお出かけをしていないということです。
諸事情で今年度は仕事量を増やしていることもあるのですが、夏に限らず少しまとまった休みは必要だと感じてます。
自分自身が商品(サービス)である私は、自身のフィジカル面、メンタル面は勿論のこと、提供しているコンテンツ、使用しているツールに、微妙にガタがきているというか、不具合を感じています。機械でいうと「オーバーホール」とでもいいましょうか。
車やバイク好きの人に言わせると、オーバーホールとは”そこに手を入れるのか、入れないのか”で乗っている意味が変わるほどに効果があるそうです。
その効果の高さから「リフレッシュメンテナンス」ともいわれています。
そんなわけで、夏休みや冬休み、GWなどは、田中さんにお願いして、PCやタブレット、スマホのリフレッシュメンテナンスをしてもらいました。

私のような個人経営でも、業務用としてデスクトップPC2台、ノートPC2台(いずれもWin、Mac1台ずつ)、タブレット1台、スマホ2台あります。
これも会社の”資産”であることには違いないので、いかに最適な状態で維持し、業務効率化とコスト削減を図るかは社長業務として必須です。
改めてその必要性というか、メリットについて以下3点に整理してみました。

1. 定期的なメンテナンスにより、PC(デバイス)のパフォーマンスが維持され業務効率が向上します。
不要なアプリケーションの削除やファイルの整理を行うことで、システムの負荷が軽減され、快適な動作環境が保たれます。
不要なアプリケーションのインストールは勿論ですが、仮に必要なアプリでもPC立ち上げのときに起動する設定になっていたりするんですよね。
恥ずかしながら田中さんからヒアリングされて初めて気づいたりするものもよくあります。

2. 定期的なメンテナンスは、故障やシステムの不具合を未然に防ぐ効果があります。
定期的にシステムをチェックし、問題が小さいうちに対処することで、大きなトラブルに発展するリスクを減らせます。
今回知らぬ間に特定のドライブの容量がかなりいっぱいになっていました。
特にオンライン研修が増えて、そのときに実習動画が容量に影響していました。外付けHDDに移動ですね。

3. バックアップの実施は、データの損失を防ぎ、災害や事故が発生した際のリスクを管理します。
特に今回は大きな地震が続いたので、特に念入りにしました。
一つのクラウドだけだと不安なので、クラウドも2つにして、時間が経過したものは先述と同じくHDDに移動させました。
PCはちょっとしたことでハードディスクがとんでしまうなんてよく聞く話です。
定期的ではなく、マメに且つ自動的にできるような流れも今回考えてもらいました。

あと、弊社は内容的にあまり気にしていないのですが、セキュリティソフトウェアのアップデートも大事ですよね。
セキュリティの脆弱性を修正して、最新のリスクからPCを守る重要な手段です。
弊社は以前HPがその被害にあったことがありましたが、これは定期的なチェックを怠っていたことが原因でした。
これは夏休み、冬休みなんていわずに、日々やっておかないといけませんね。
SNSの乗っ取りなんて日常茶飯事ですが、だいたい狙われるのは休眠状態のものです。

また、今回あまり進んでいないのが(後回しになったのが)、ファイルやフォルダ、お気に入りの整理です。
業務の時間短縮や作業の快適性に直結しますが「よく使うものを前面に」という方針は変わっていないので、「頻繁な作業、大事な作業、気になる作業」を最優先で変更を進めていきたいと思います。

いずれにしても、商売道具であるPCやタブレット、スマホ。
これがないと商売になりません。
手に職のある人は、みんな道具を大事にしますよね。
料理人さんは毎日包丁を研ぐと聞きます。
違う角度からするとスポーツ選手は自分の体を日々メンテナンスしています。
商売は違えど、そこは私自身ももっとこだわるべきだなと感じた今日この頃です。