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星 寿美

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第170回 コントロールをしない方が、成果が出る!

2024/08/05

人をコントロールしていること、そのこと自体に無自覚な私たち。
なぜなら、あまりにもコントロールしていることが当たり前だからです。

幼少期から「学校に行きなさい」「宿題やりなさい」「先生の言うことを聞きなさい」「あれしなさい」「これしなさい」

『え、だって、それって当たり前だし、それが躾や教育でしょ?』

はい!何も、それらが悪い、と言いたいわけではないんです。
まず『いい・悪い』と言う2元で考えると本質が見えなくなってしまうと思います。

まるで呼吸をするように、当たり前に・・・いい・悪いではなく・・・ただ、人をコントロールしていたり、されていたりする日常を生きてきたから『コントロールをしていることに無自覚なのだ』と言う事実です。

もちろん、それぞれのご家庭や学校で、コントローが多い少ないと言うグラデーションはあると思います。
でも『常識だから、こうすべき』『子どもの幸せのためにこうすべき』などと、良かれと思って『〜すべき』を強要することは少なからずあると思います。

で、強要しようが、何しようが、それらを糧に成長する力があるのも私たちなので、問題ありません。

現に、私自身、褒められたことはなく、否定ばかりされて育ったし『世間様に恥ずかしい』とコントロールされまくってきましたが、その経験のおかげで、今の天職と出会えている。何が幸いするかわからないのが人生です。

だから、言いたいのは…

コントロールを手放した方が、教育する側がめちゃくちゃ楽ちん!そして成果が出やすい!ってこと。

人をコントロールしようとすると、反発されたりしてめんどくさいことになったり、エネルギーを使います。
もしくは、やらされ感で動いているだけなので、成果が出づらかったり。内側からのモチベーションを引き出しづらかったり。

コントロールする方にも、される方にも不満が生まれがち。
それはそうですよね!
コントロールして動かそうとしているのですから。

(たまたま、やりたいことと一致していればコントロールもうまくいくし、必要な場面もあります。)

じゃぁ、コントロールさえ手放せば、楽に人が動いて成果が出るのか?というと、もちろん、それだけでは難しいのです。

ありのままを受容しあえる関係性や、お互いの感情を大切にした『対話』があれば、結果的に、楽に成果が出る、と言うことです。

そして、それは本来ならば、とてもシンプルなことなのですが、コントロールが当たり前の私たちにとっては、最初は難しく感じてしまうようです。

ですが、とてもシンプルで、楽ちんで、想定以上の成果につながる『関わり方』があるんです。
私は、この関わり方で、組織内のこじれた人間関係を根本的に解決したり、やらされ感なく数値目標を達成したりなどの成果を出しています。

プライベートでも、息子に『授業・テスト・宿題』と言う概念なく育てて、今は大学で上位の成績です。
公私共に『コントロールを手放すこと』で楽しく楽ちんに成果が出せています。
結果的に才能を活かし合えた方が気持ちがいいし、幸せなんじゃないかな?
それは理想でもなんでもなく、とってもシンプルなことなんです!

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