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菊岡 正芳

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第41回 「ビジネス・コーチングの4つのレベル」

2024/07/22

対話型コミュニケーター&コーチ養成講座を
実施していますと、

ビジネス案件のコーチング相談が
受講生から多く出てきます。

その内容を分けてみると、
4つのレベルに分けられます。

その4つは、

1. 案件(タスク)レベル
2. 現職レベル
3. キャリアレベル
4. ライフレベル

です。

もっとも多いご相談は、
1 案件レベル
2 現職レベル

案件レベルでは、
・忙しくて仕事の整理ができない
・今の仕事の段取りを良くしたい
・プロジェクトの人間関係に問題が起きている
・チームの運営を改善したい
・年上の部下のマネジメントがわからない

2の現職レベルでは、
・マネージャーに昇進したので
 マネジメントについてコーチしてほしい
・怒りが発生することを抑えたい
・チームが一体化して取り組むようになりたい
・会社の求めることと、私のやりたいことが
 一致しない。
・今の仕事で求められていることが
 自分の考えと合わない。やりたくない。


3のキャリアレベルのご相談では、

・こんなキャリアに将来就きたいので
 今、どうしたら良いでしょうか。


4 ライフレベルのご相談では、

・こんなことを必ず実現したいのです。
・残りの人生、どう生きていけば良いのでしょうか
・私がやりたいと思っていることが今一つ明確でないのです。
 引き出していただけますか。

ビジネス・コーチングでは、
今の仕事自体や、今の仕事の延長線上で
人は物事を考えるので、

1 案件レベル
2 現職レベル
の相談・対話がほとんどになりますね。


コーチとしての私は、
必ず3 キャリアレベル
または4 ライフレベルを聴きます。

なぜなら、クライアントにとって
より高次元(レベル)の
想い・志・目的が出た場合の方が、

より良い考え・アイデアが出てきて、
その後の行動意欲が高まります。

ビジネス・コーチングでは、
同じレベルの相談・対話で
なかなか良い解決策・目的と行動プランが
出ない場合には、

一次元(レベル)上のことの
対話を行ってはいかがでしょうか?


Kiku塾の
対話型コミュニケーター・コーチ養成講座では、
一次元(レベル)上の対話の方法を
身に付けることができます。