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塩崎 真士

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第55回 男性上司が陥りがちなワナとは・・・

2024/06/28

前回は、
男性上司と女性社員は異なる考えや視点を持っている。
男性上司は、女性社員の意見を聞き、それを尊重することで創造性が促進され、より創造的で強いチームになる。
その結果、仕事の効率だけでなく、職場の雰囲気が良くなり、成果や業績に結び付いていくというお話しをしました。

このようなチームづくりを行う中で、良好なコミュニケーションは欠かせません。
それが強い信頼関係へとなっていきます。
しかし、ちょっとしたことでガタガタと崩れてしまうことがあります。
今回は、チームづくりの途中で、男性上司が陥りがちなワナについてお話しします。


あなたは仕事中に女性社員とコミュニケーションを取るときや、仕事をスムーズに進め目標を達成するとき、どんなコミュニケーションを取っていますか?

実は、ここに男性上司がやってしまいがちなワナがあります。
それは、難しい言葉(専門用語や横文字)をたくさん使ってしまうことです。

専門用語や横文字を使うのはレベルが高い仕事をしている感がありますし、とてもカッコいいのですが、わかりにくいので、コミュニケーションを妨げてしまうことがあります。
目標を達成するなら、とにかく小学生でも理解できるわかりやすい言葉を使う、これが鉄則です。

なぜかと言うと、まず、専門用語や横文字は、抽象化しやすいです。
おそらく、多くの人がなんとなく使っていますので、言葉に対するイメージがぼんやりします。

さらに、そのイメージは、人によって異なります。
イメージが異なるということは、実際にしていることも人によって異なるということです。

また、その言葉の意味がわからない場合、恥ずかしいと思い、訊くことができなくなってしまいます。
そのため、よく理解できないまま進めてしまい、成果につながらなくなってしまいます。

このように、専門用語や横文字は、コミュニケーションを妨げてしまうことがありますので、小学生でもわかる言葉を使うことがとても大事です。

男性はついつい専門用語や横文字を使ってしまいます。
女性社員に仕事をお願いするときや、チーム全体に話しをする際は、どのように言えば伝わるかな?と考えて、言葉を置き換えてみてください。
わかりやすい言葉を使うと、コミュニケーションはさらに良くなり、信頼関係も深まっていきます。