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加倉井 正和

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第21回 引き出し

2021/05/04

「引き出しの多い人」というと、
真っ先に浮かぶのは、会話のネタが豊富な人。

「たくさん引き出しを持った方が良い」という言葉を聞くことがあります。
ファシリテーターの育成研修などでも、参加者から「たくさんのアクティビティを知りたい」という声を聞きます。

様々な知識や手法をインプットすることは、決して悪いことではないと思います。
アプローチ方法が豊富なことはとても良いことでしょう。

しかし、その知識や手法をどう使うかのほうがとても重要だと思います。
目的の為にどんな手段を使うか。

たくさんの引き出しを開けて、
「数を打つ」ことや「目先を変える」ことがテクニックではなく、
「1つの引き出しの使い方が無数にある」ことが本当のテクニックかもしれません。

そして、そんな引き出しが増えていくことが、
スキルアップにつながっていくのだと思います。

体験型研修では、自分の行動を振り返り、気づきを得ることができます。
体験することで経験を積んでスキルアップを目指せるチャンスがあります。
また、自分の行動を変えるきっかけにも繋がります。