テレビやSNS、
YouTube、ECサイトなど、
私たちの身の回りには
「ランキング」
が溢れています。
なぜ人はランキングに
人は惹かれるのでしょうか?
それは、
自分の立ち位置が分かり、
次に目指す目標が
自然と見えてくるからです。
人材育成においても、
この「見える化」と「競争心」は、
非常に強力なエンジンになります。
多くの企業で
人材育成がうまく進まない理由の1つに、
“成長が実感しづらい”
という問題があります。
「もっと頑張れ!」
「君ならもっと成長できる!」
と言われても、
何をどこまでやればいいのか
分からない状態であれば
人は動くことはできません。
そこで有効なのが、
育成プロセスを
“ゲーム化”する発想です。
例えば、
・営業成績だけでなく、行動量や改善回数をポイント化する
・お客様からの感謝の声をランキングで共有する
・研修や課題の達成率を見える形で掲示する
こうした仕組みを
取り入れることで、
社員は
「自分は今どこにいるのか」
を自然と意識するようになります。
ポイントは、
“単なる成果主義にしない”
ことです。
数字だけのランキングは、
一部の上位者しか
楽しくありません。
行動・姿勢・挑戦といった
プロセス自体を
評価軸に含めることで、
誰にでもチャンスがあると
期待ができる育成環境が
生まれます。
実際、私が関わった企業では、
新卒社員向けに
「成長ランキング」を導入したことで、
主体的に学ぶ姿勢が
一気に強まりました。
「次はひとつでも順位を上げたい」
「あの人に追いつきたい! 追い抜きたい!」
そんな前向きな競争心が、
職場の空気を
変えていったのです。
大切なのは、
人材育成を“苦行”にしないこと。
ゲームのように、
楽しみながら、
気づいたら成長している。
そんな雰囲気が
会社に流れれば
大成功です。
これからの時代、
こうした育成設計を
作っていける会社こそが、
「人が育ち、辞めにくい組織」
となっていくのではないでしょうか。
ぜひ、貴社の人材育成にも
取り入れてみてください。
最後に、
本年も読者の方には、
熱心に読んでいただき、感謝しております!
引き続き、来年も、
お役立ちできるネタを書いていきますので、
ご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
良いお年を!
【社外人事部長メディア】
●Apple Podcast
●LINE公式アカウント[登録特典あり]
●社外人事部長紹介動画
●社外人事部長オリジナルソング