第118回 この人に聞く！～人・組織が羽ばたく時～
2023/04/23
株式会社シティリバース 代表取締役 佐藤義康様（其の2）
今回の対談は、株式会社シティリバース代表取締役 佐藤義康様にご協力頂きました。
株式会社シティリバース様は、快適で安全なIT環境を実現する製品・サービスの提供と様々なニーズに柔軟に対応可能なITソリューションを提供されております。
今回は株式会社シティリバース代表取締役 佐藤義康様のキャリアについてお話しを伺います。
金山：先週は、会社紹介と創業ストーリーについてお話しを伺いましたが、会社を創業する前のキャリアについてお話しを聞かせてください。
商社マンとしてのスタート
私のキャリアのスタートは、医療系商社になります。
注射器からレントゲン機械など、大小様々なものを取り扱っていました。
新規のクリニック建設をプロデュースした経験もあります。
当時は、シンクライアントシステムや電子カルテが導入されるなど、医療業界にもITが入り始めた過渡期であり、それがきっかけで私もITに興味を持ちIT業界に転職しました。
元々畑違いの業界出身ですから、当初は営業を担当していましたが、その後に開発チームのマネジメントを任せて頂く経験なども積み、前職のベンチャー企業では事業部門を統括する執行役を務める機会も与えられました。
そういった中で、経営に興味を持ち、最終的にはその会社はバイアウトされたんですが、それを機に自分で会社を立ち上げた形になります。
金山：なるほど。
今までの佐藤さんのキャリアを振り返ってターニングポイントとなった出来事ってありますでしょうか。
初期メンバーの離脱
そうですね。
一番というとやはり人が辞めていくのが続いたときですかね。
起業して4，5年目くらいだったと思いますが、初期のメンバーがバタバタと辞めちゃった時期があったんです。
もともと一緒に起業したもう一人の創業者についてきた社員達だったということもあり、方向性の違いを感じるようになったんだと思います。
もう一人の創業者が、会社を辞めて独立した理由でもあるんですけど、彼らはルールや決め事もあまりない、自己責任で自由になんでもやれるな組織を目指していたように感じていました。
私はどちらかというと社員がいる以上は、社員をしっかり守るためにもある程度の会社としての土台がないといけないと思っていましたからね。
今思えばコミュニケーション不足だった点も多かったと反省していますけどね。
起業するなら二人よりも３人！？
もう一つ私の経験から言うと、もし誰かが起業するって相談に来たら２人よりも３人以上にした方が良いと言うかもしれません（笑）
２人だと、対立した時に１対１になっちゃって、どちらも引かないと収集つかなくなっちゃうので。
これも経験したから言えることですけどね。
金山：なるほど。
経験しているからこそというお話しですね。
ありがとうございます。
次週は佐藤様が描く今後のビジョンについてお話し聞かせてください。
会社情報
事業所名：株式会社シティリバース
所在地：東京都千代田区岩本町2丁目16-5 TUCビル7F
事業内容：
・プロダクト・サービス事業
・システム・ソリューション事業
