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長谷川 満

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第100回 人材採用は社長自らストーリーで語れ!

2022/11/09

私が前職時代、人事部長として、

会社の業績が
年商6億から60億まで
伸びていきました。


ここには、
ストーリーがあります。


そのストーリーにある
過去から現在までに
蓄積した経験こそが

会社の価値であり、
大事な資産の一つになります。


会社の価値であり、
大事な資産の一つとして

どのように使われるのか?


例えば、
人材採用の会社説明会で
社長としては、語りたい想いが
たくさんあるものです。


一方で
「社長だからできたんでしょ?」
と言われるのが嫌で

自ら話さない人もいます。


ところが、
人は自分が考えているより、

ストーリーに魅力を感じ、
他人の苦労話や成功談に
興味を示すものです。


それは、
他人の苦労話や成功談から

疑似体験をしたり、
成功法則を学びたいと
思っているからです。


ただ、単なる苦労自慢に
なってしまっては、

相手も引きますよね。


伝える側と聴く側との溝が
どんどん開いていってしまう
場合もあるので、

そこは気をつけたいところです。


そこで私のお勧めは、
人材採用の会社説明会で

会社や経営者の
苦労話や成功談などの
ストーリーを話す際、

「過去⇒現在⇒未来」を
ベースにすることです。


とてもシンプルですよね!


過去の話というのは、
かつて経験してきた

苦労話になることが
多いでしょう。


例えば、
「現社長が先代から
引き継いだ際に大変だったこと」

「現場での失敗」等、
臆することなく話してみましょう。


何度も話しているうちに、
何を話せば相手に最も響くのか、

効果的な話し方なども
わかってきます。


過去を語ることによって、
現在との差が浮き彫りになり、
今がより引き立ってきます。


「かつてはこうだったところを、
我が社は現在、ここまで来ました」
といったようにです。


「売上が5倍まで伸びました」
と言うだけはピンと来ない人に対しても、

この方法でならすごさを
実感してもらいやすくなります。


会社の歴史などを語る時、
「過去⇒現在」
まででやめてしまう方がいます。


しかし、もっともポイントとなるのが、

この後に語る『未来』の話です。


これから『未来』に向かって
どういう構想を考えているのか?

どういう分野に注力していきたいのか?

会社として何を目指していきたいのか?


ここは、大きな夢を
相手に見せましょう。


今の事業から外れてしまったら
どうかと思いますが、

そうでなければ、
大きい夢ほど
「一緒にやってみたい」
と感じるものです。


人材採用の会社説明会で
会社や社長自身のことを語る時は、

「過去⇒現在⇒未来」の
ストーリー性を持って話す。


いかがでしたか?


ぜひご活用ください!