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加倉井 正和

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第91回 失敗続き

2022/09/06

今日、9月6日は、「黒霧島の日」。
日付の9と6で「黒霧島」の「く(9)ろ(6)」と読む語呂合せから、
宮崎県都城市に本社を置く、霧島酒造株式会社が制定しました。

霧島酒造さんは、「黒霧島」だけでなく、
「白霧島」
「赤霧島」
「茜霧島」
「黒霧島EX」
「虎斑霧島」
などの製品も製造販売しています。

その中でも、「茜霧島」。
桃やオレンジのような香りとフルーティーなあまみが特徴です。
ラベルには、ピンクが使用されています。

そんな、茜霧島ですが、
なんと13年間もの開発期間を要しています。

開発担当者の話によると、
今までになかったタイプの焼酎を開発したいと考え、あえて焼酎造りには向かないとされていたオレンジ系の品種である「玉茜(タマアカネ)」というさつまいもを使うことにしたようです。

試作でできた焼酎は甘く、フルーティーな香りがあったのですが、同時にニンジンのような野菜臭がとても強く、そのニンジン臭をなんとか抑えたい。ということから開発チームは試行錯誤の連続だったそうです。

失敗も数えきれなく、開発費用も莫大になっていく中、もうダメかもしれないと精神的に追い詰められていた時、
「研究・開発は失敗が当然なんだから、納得いくまで続けたらいい。迷惑とか責任とか考えるな。でも、中途半端なものは要らない」
という上司の言葉が、救いになり奮い立つことに繋がったようです。

こうして研究を続け、
玉茜に芋の花酵母を使用することで完成に辿り着きました。

当初「茜霧島」は、焼酎とは馴染みの薄い女性に飲んでもらうことを目指していたようですが、実際には男性や芋焼酎好きからもおいしいという声が上がることも少なくはなかったそうです。

商品開発だけの話ではありませんが、
トライ&エラーを繰り返す中で、諦めかけることってありませんか。
もしくは妥協してしまうこと。

ただトライ&エラーを繰り返すだけでは、決して成功体験には結びつきません。
そのエラーがどんな意味を持っているのかが重要になり、成功に繋がっていくのだと思います。

意味のあるエラー。
なかなか仕事中に出来ない場合もあると思います。
そんな時は、体験学習がオススメです。
トライ&エラーの疑似体験から学ぶことができます。