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岩田 徹

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第9回 強みを研ぎ澄ます

2021/02/12

ドリブルデザイナーの岡部さんをご存知でしょうか?
肩書通り、サッカーのドリブル専門のデザイナーの方です。

私の日常生活にドリブル技術は不要ですが、
岡部さんの動画を見てはその技術力の高さ、アイディアの豊富さに感心します。

その岡部さんを頼って、海外で活躍する現役日本代表のサッカー選手をはじめ、
ドリブル技術を磨きたいJリーガーも学びにくるほど。

プロサッカー選手を夢見る多くの子どもたちも岡部さんのスクールで学んでいます。
足元の技術だけでなく、ちょっとした体重移動で相手の重心を動かしたり、
視線や体の角度、足の向き、ボールの置き方など、
「ドリブル」という行為の奥深さが感じられ、見ていて楽しいです。

11人対11人のサッカーというゲームにおいて、
ドリブルで1人を剥がせるのはチームにとって大きなアドバンテージです。

その1人を止めるために2人目、3人目のアプローチがあることで、
他の選手がフリーになり、チャンスが大きく広がります。

現役時代の岡部さんは存じ上げませんが、
ドリブルに特化して生き筋を見出し、ドリブルデザイナーという職種を作った岡部さん。

表には見えない苦労もたくさんあったでしょうが、
画面を通して見る岡部さんは、とてもイキイキしていて楽しそうです。

私も細かい対応で中小企業の採用を成功させる
「マイクロ採用係長(自称)」として、お客様に貢献していきたいと思います。

〜中小企業の採用・育成のヒント〜

自信の得意を伸ばすこと。磨き続けることで大きな武器になります。
得てして組織内の教育では、できないところを消すことに注力し、
得意な部分を伸ばすことを忘れがちです。

社員の得意や好きなことを理解していないケースも多いですし、
そもそも本人が自身の強みや得意に気づいていないケースもあります。

かくいう私も、マイクロ採用係長という強みは身近な周囲の方々から教えていただきました。
ドリブルデザイナーのように、世界初の職種名になるくらい得意を磨き上げたいですね。