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高松 秀樹

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第63回:「ネコノミクス」の経済効果

2022/02/26

2022年2月22日。

鎌倉時代以来、800年ぶりに「2」が6つ並ぶ一粒万倍日に、日本を代表する「本田技研工業」が22分だけTwitter 上の社名を「本ニャ技研工業」と変え、web上で大きな話題となっていました。

ロゴのデザインにもネコを用い、「HONDA」から「HONNYA」に変更するという遊び心溢れるこのサプライズは、この日がニャンが並びまくる「スーパーネコの日」だったからのようです。

ところで、このコロナ禍で自宅時間が増えたことにもより、癒しを求めネコを飼う家庭が増えたことはご存知でしょうか?その経済効果は2兆円規模とも言われ、日用品メーカーが挙って、ペット市場に参入しています。

例えば消臭力で有名な「エステー」は、消臭効果のあるトドマツの粉を練りこんだネコ用トイレを発売し、ペット市場では後発組ではありますが、5年後には関連商品で10%のシェアを目指しています。

また、紙おむつや高価格の生理用品などの売れ行きが好調な「ユニ・チャーム」はこぼれにくいおやつなどの商品を開発し、ペット事業での売上を1000億の大台に乗せ、増収増益を達成しています。

飼育頭数は、約700万頭のイヌを追い抜き、ネコはおよそ900万頭。「ネコノミクス」とも呼ばれる経済効果に、今後も注目が集まっているだニャ。