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塩崎 俊樹

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【第63回講座】(緊急)2022年秋までを見据えた人事戦略を

2022/02/24

オミクロン株 今後の見通し

オミクロン株の感染人数が少し治まってくる中で、ロシアとウクライナの緊張が高まるなど、内外において落ち着かない状況が続く2月。今年はどんな展開が予想されているのか?

先日私のYouTubeチャンネル:飲食店応援チャンネルしおラボに出演頂いている元ワタミ代表の桑原豊社長の話を聴きました。

桑原豊社長は、すかいらーく、藍屋で20年、ワタミで20年、ワタミ2代目社長として、店舗数を70店舗から600店舗近くまで拡大に繋いだ多店舗化や仕組み作りにおける第一人者の一人です。
現在は、25店舗の焼肉チェーンの社長をしながら、都内で飲食店2店舗を経営しています。

その桑原豊社長は、オミクロン株をはじめ、コロナウイルスの今後について、今年秋まで続くことを見越して、経営戦略を立てて、活動しています。

流れとしては、3月前半でまん延防止が解除されると、再び経済活動が活発に。
ただオミクロン株の感染者数がある程度高止まりしている可能性があるため、飲食店にお客様が戻るのが鈍くなり、協力金も出ない状態が続く為、飲食店ではかなりの苦戦が予想されているそうです。

その後は5月、6月ごろもう一度コロナ感染者の増加(第7波)が起こり、8月以降インフルエンザなどと同じレベルにコロナが落ち着く状態になるとの見通しです。

新しいお客様を獲得する

このコロナによりお客様が大きく変化している為、今までに捉われない形で、商品価値を高めて新たなお客様の獲得に向けた動きを進めていくことが求められています。

桑原社長はそのことを原点回帰と呼んでいます。
もう一度一からやり直す気持ちで、原点回帰して、お客様がお得に感じる価値を届けていくことが、今求められているのです。
今までの延長では、今まで通りの売上を生み出すことは難しいと読んでいます。
その売上の減少分を取り戻す為にも、新たなお客様の獲得を目指した戦略作りと取り組みが大切です。

資金確保

秋まで乗り切る為に、もう一つ大切なことは、資金確保です。

売上は今までよりも厳しくなる中で、協力金で賄うことが難しくなってきています。
2020年に借り入れた借金の元本返済も始まっている中、なんとしてでも生き抜く為にも資金確保に軸を置いた取り組みが求められています。

先を見越した取り組みを

先が見えない世の中だからこそ、ある程度の推測をしながら、数歩先を見越した戦略をたて、その戦略に沿って、歩みを進めていくことが大切です。
未来に正解はありません。
でも目の前のことだけに取り組むことや、今立ち止まって何もしないより、ある程度先の未来を描いて、その未来に向かって決めて取り組むことが、未来におけるチャンスを掴む大きな一歩になります。

元ワタミ代表 桑原豊氏の動画はコチラ↓↓
https://youtu.be/WJBxyWKG4sk

☆今日の質問☆
今あなたはコロナが今後どのようになると考えて経営していますか?