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岩田 慎太郎

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第12回 ゲームと思うな、人生と思え!!

2022/02/21

いよいよ本日が最後の記事となりました。
これまで記事を読んで頂いた皆様、本当にありがとうございます。

さて、最後の記事のタイトルは、私の座右の銘そのものです。

ボードゲームを生業とし、本気でボードゲームの世界に飛び込んでから12年。
法人設立から7年となり、私はこれまで数えきれないほどのボードゲームに出会い、プレイし、そして数えきれない程の方と一緒にプレイをしてきました。

この先ももちろんまだ見ぬ名ゲームに出会うことでしょうし、素敵な出会いがあることでしょう。
ボードゲームに触れていると、つくづく思うことがあります。それはまさに今回のタイトルであり私の座右の銘である、「ボードゲームは人生を映す鏡」であるという事です。

例えば4人で集まり、『カタン』(2記事目参照)をやろうという事になったとします。
カタンはその性質上、プレイ中に交渉や会話をすることが多いので、普段自分がどんな風に人と接しているかが現れます。

普段たくさん話す方、社交的な方は積極的にコミュニケーションをとっていきます。
また、リーダーの立場にある方はゲームの中でもやはりリーダーシップをとることが多いです。
その方はきっと自分のことだけではなく、周りのプレイヤーを見る目に長けているはずです。

普段あまり話さない寡黙な方はゲーム中もあまり発言しない事が多いです。
ゲームにいかに勝利するか?どうしても勝ちたい!という負けず嫌いな方は、最後まで諦めず勝利への意志を示します。

「まぁいっか。別に所詮ゲームだし。」口にまでは出さずとも恐らく中にはこのように考える方もいることでしょう。
確かにたかがゲームではありますが、きっとそのように考える方は人生の中でも目標達成に貪欲ではないはずです。

「まぁいっか。ゲームだし、私が損を被ってこの場が和むのであれば・・・。」と、空気を読んで場を和らげてくれる方。
これは単純に諦めの早い方とは違います。
普段から自分がディールメーカーとなり、調和を大事に人生を送っているはずです。
しかし、そういう方は時として、自分が犠牲になりすぎて損をするということはないでしょうか?
時には勝負にこだわり、ディールメーカーをしながら勝利することにこだわってみてはいかがでしょう?

反対にゲームに熱くなりすぎて、高圧的にプレイをしてしまったり、相手に怒りを露にしてしまうという方もいらっしゃるかもしれません。
その方は時として感情のコントロールが人生でも課題であるということになるでしょう。

語り始めるときりがないのですが、これが私の持論であり、理念です。

ゲームと思うな、人生と思え!
ボードゲームは私の人生そのものであり、そして生き様です。
皆様、今後ともどうぞ応援の程よろしくお願い致します。

最後に、今回記事を書く機会を頂けた運営事務局の金山さん、加倉井さんに感謝を申し上げます。
ありがとうございました!

私の記事が少しでも皆様のビジネスのお役に立てれば幸いです。