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岩田 徹

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第237回 挫折を乗り越えるのに必要なこと

2025/07/04

サッカー元日本代表の本田圭佑選手。
日本代表でも、ヨーロッパでも活躍し、一時代を築いた素晴らしい選手です。
現在も現役は続行しつつ、カンボジア代表監督をしたり、
経営者として活動したり、幅広く活躍されています。
そんな本田選手も全てが順風満帆にきた人生ではなかったそうです。
ガンバ大阪の下部組織に属していた小中学年代。
仲間と切磋琢磨しながらプロを目指し練習に励んでいました。
ですが、高校年代に上がる際、ガンバ大阪のユースチームには上がれず、
石川県の星稜高校に進学することになり、大きな挫折を味わいます。
ジュニアユースで切磋琢磨した仲間はユースに昇格しプレーを続行。
一方本田選手は星稜高校で全国選手権を目指す3年間を過ごします。
ここで腐ることなく自らを成長させるために3年間努力し、
3年時にはキャプテンとして星稜高校を、石川県の高校として初めてのベスト4に導きます。
高校卒業時には複数のJリーグのチームからオファーを受け、
その中から名古屋グランパスエイトとプロ契約を結び、晴れてプロサッカー選手となりました。
高卒ルーキーとして開幕戦でスタメン出場。開幕1ヶ月後にはプロ初ゴール。
プロ選手として順調にキャリアを積み重ねていきます。
その後、オランダやロシアで活躍しつつも、チームが降格の憂き目にあったり、
監督交代による戦術変更で控えに回ったり。
紆余曲折を経ながらも日本代表選手として活躍。
ワールドカップでは3大会連続でゴールとアシストを記録。
優勝を目指していたものの、最高成績はベスト16。
思い描いた結果を得ることはできませんでした。
周囲から見ると輝かしい経歴を誇り、素晴らしいサッカー人生を送られていると思いますが、
本田選手自身は右肩上がりに上昇していったのではなく、
様々な困難、挫折を乗り越えて地位を確立していかれたのだと思います。

そんな本田選手が小学生から挫折の乗り越えるのに必要なことを語っていました。
それは、どんなに悩んでも、考えても、落ち込んでも、その状況は変わらない。
状況を変えるには一歩踏み出すこと。
行動を起こすことだ、と語ります。
行動を起こすから次の結果が生まれる。
その行動の中には、目指していたものを諦める、ということも含まれるとのこと。
諦めるのも行動であり、諦めて次に何をするのかを決めるのも行動。
そうやって本田選手は挫折、壁を乗り越えて今があるとのことでした。

挫折は味わいたくないです。
が、生きているからこそ、行動しているからこそ、
壁にもぶつかり、挫折もするのでしょう。
諦めて次の目標に向かうことも行動です。
悩み続けて立ち止まることなく、勇気を持って一歩踏みだすことが大事ですね。

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