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益田 和久

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第47回 リモート懇親会

2022/01/27

昨年11月〜12月は、コロナも収束傾向にありましたので、お客様や仕事仲間との忘年会や食事会の貴会が数多くありました。
これまで保留にしていた宴が一気に開催されたことによります(笑)

本業の研修も対面形式の案件がスムーズに開催され、ようやく日常に戻りつつあるなと思っていました。
がそれも束の間、年明けからオミクロン株による感染急拡大で、対面からオンラインへの変更、イベントの延期、食事しながらの新規商談も延期等々、ある程度想定はしていましたが、業務に追われております。

研修の参加者に話を聞くと、会社、部門としての飲み会や歓送迎会等は、自粛モードが続いているところが多いような印象を受けます。
プライベートなものは各自の自己責任でということになっているようですが、いわゆる「アフター5」の本格的な再開がまだまだのような気がします。

このような状況で一番損をしているというか、辛い思いをしているのはコロナ禍以降に社会人になった入社1〜2年目の若手社員たちではないでしょうか。
彼らは入社後の歓迎会をしてもらっていないだけでなく、上司や先輩に飲みに連れて行ってもらったこともなければ、同期との食事会も開催できていない人が多い様です。

そのような背景がある中で、先週は大手ゼネコンさんの新人フォロー研修に登壇しました。
入社9ヶ月。
覚えることも多く、思うようにスキルアップできないもどかしさをわかり合えるのは、やはり同期です。
研修中は勿論のこと、終了後の懇親会で語り合えることを楽しみにしていたと思います。
しかしながら、感染状況を鑑みて今回はオンライン開催。

同期にリアルで会うこともできず、必然的に終了後の懇親会もないだろうという流れで参加者のモチベーションも上がらないだろうなと思っていました。
そんな参加者の思いを察知して、研修担当の方が会社とかけあって、研修終了後のリモート懇親会を企画され私も参加しました。
単にzoomでミーティングを設定するだけでなく、参加者には当日の朝に写真のようなオードブルが届くように設定されています。

これは「TSUNAGO」というはリモート飲み会等に活用できる宅配型のフードボックスサービスで、サントリーグループの会社が運営しています。
とんかつの「まい泉」さんも関連しているようで、とてもおいしかったです。
さすがにお酒は各自手配ということでしたので(苦笑)私もビールだけは自分で用意しました。

それぞれ全国のあらゆるところから参加をしていますが、オンライン上の同じ空間で、同じメニューを食べているというだけで、何となくテンションはあがりますね。
最初だけこちらでランダムにブレイクアウトルームをつくって、その後は全員が各ルームに自由に出入りできるようにして、まさに大人数の飲み会と同じような空間をつくりました。

話もいろいろ盛り上がり、同期とたくさん交流できたことで、参加者はリフレッシュできたようです。
そして参加者は会社の手厚い配慮に大満足をしていたようでした。
これも「新しい生活様式」の一つなのかもしれないと思う今日頃この頃です。