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加倉井 正和

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第58回 認識の違い

2022/01/18

解釈が他者と異なっていたことってありませんか。

「私は×××だと思っていた」
こうした状況のことです。

認識とは、
ある物事を知り、その本質・意義などを理解すること。また、そういう心の働き。
(出典:デジタル大辞泉)
とあります。

「認識が違った」といえば、
「たまたま認識が違った、(ズレた)」という感じで、
どちらかに非があるということではない場合もあるかもしれません。

研修中の振り返り時に、チームとして大切な事として出てくるキーワード。
「共通認識」

チームメンバー全員が、
「物事の本質・意義を理解すること」として挙げられていますが、
本当に「理解」しているかが重要です。

理解していなければ、「認識の違い」ではなく、
「認識不足」になるのではないでしょうか。

その為に必要なこと。
もちろん知識も必要としますが、
主に「コミュニケーション」が大切だと考えます。

「共通認識」が重要だとわかっていても、
思っていただけでは、一生認識が合うことはありません。

どちらかが合わせるのではなく、
お互いに合わさることも時には必要かもしれませんね。

体験型研修では、自分の行動を振り返り、気づきを得ることができます。
どうやってチームの認識を合わせるかを体験から学ぶチャンスがあります。
自分の行動を変えるきっかけに繋がるのではないでしょうか。