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加倉井 正和

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第28回 過去と未来

2021/06/22

自由に時間を移動できるとしたら、
皆さんは過去と未来のどちらに行きたいですか?

そんなアンケートを目にすることがありますが、
多くは「過去」を選択する人が多い結果となっています。

理由としては、
不確定な歴史を確認したい
人生の選択をやり直したい
過去の家族に会ってみたい
など。

一方、未来を選んだ人は、
どんな社会になっているかみたい
未来の食べ物を食べてみたい
未来の家族に会ってみたい
など。

仕事においても「時間は有限」ですが、
仕事で時間を移動できるとしたらどうでしょう?

もしかしたら「未来」が多くなるのではないかと思います。
自分が関わっている仕事がどのような結果になっているかは、
誰しもが気になるのではないでしょうか。

例えば、
新商品や新サービスがどのようになっているか。
未来ではどんなニーズがあるのかなど。

日々の業務は、すぐに過去になってしまいます。
体験型研修でも、結果を出す為にチャレンジをしますが、
その結果は過去になります。

しかし、そのチャレンジが意味を持った時、
未来につながる気づきが生まれるのだと思います。

体験型研修では、自分の行動を振り返り、気づきを得ることができます。
自分の行動がどう未来に活かせるかを学ぶチャンスがあります。
また、自分の行動を変えるきっかけにも繋がります。