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岩田 徹

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第5回 一つになれるシンボル

2021/01/15

もうそれぞれ2年前、3年前になりますが、
ラグビーワールドカップ日本代表と平昌五輪女子カーリングチーム。
二つのチームを聞いて思い出すことはないでしょうか?

前者は日本初のワールドカップ8強進出、
後者は3位決定戦での劇的勝利を勝ち取り銅メダル。
選手個々のスキルもさることながら、チーム一丸となって目の前の試合に全力で挑み、
成果を出す姿に、元気や勇気、そして大きな感動をいただきました。

この両チームですが、日本国中を巻き込んでブームとなったものがあります。
ラグビー代表チームの歌、ビクトリーロード。
勝利後のロッカールームで全員が輪になり歌う姿。
試合に出た選手もそうでない選手も監督もスタッフも。
そして何より大会前にメンバーから外れた選手も。
手拍子しながら歌う姿に、応援側も共に歌わないわけにはいきませんでした。
試合開始前の会場外で日本代表のユニフォームを身につけた
お互い見ず知らずのファンが円になり歌う姿もありました。

また女子カーリングチームの合言葉、「そだね〜」は一世を風靡し、
その年の流行語大賞にも選ばれました。
4年に1回の五輪という緊迫した場面で発せられる北海道弁「そだね〜」は、
観戦している視聴者にも癒しを与えたのではないでしょうか。
作戦会議での「もぐもぐタイム」も注目されました。
カーリング女子日本代表チームは開催地の韓国でも人気があったようです。

〜中小企業の採用・育成のヒント〜

みなさまの会社、組織に一つになれるシンボルはありますか?
結束力を高めてチームで挑みたい時、
何かを達成し、さらに士気を高めたい時。
全員で共有できる合言葉、キャッチフレーズは一体感が醸成されます。
チーム運営で悩まれている方、組織の求心力に課題を抱えていらっしゃる方は、
まずは短期的でも目指せる目標とともに、共通言語となる合言葉を考えるのはいかがでしょうか。