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塩崎 俊樹

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【第27回講座】飲食店経営者100人以上と対談して④

2021/06/14

お客様と繋がっている

新型コロナウイルスによる影響が長期化する中で、今を前向きに捉え、頑張っている経営者に共通していたことの4つ目は、「お客様と繋がっている」です。

コロナの中でも売上が変わらないお店がありました。
緊急事態宣言で時短営業になっても売上が変わらないお店があるのです。
川口市にあるお寿司屋さんで店主に話を聴いた時に凄いと感じました。
昨年から売上がほぼ落ちていないで経営ができているのです。
そこには「お客様と繋がっている関係性の深さ」がありました。

店主は美味しいお寿司を届けることに集中し、奥様である女将さんが、沢山の常連様とLINEで繋がっていたのです。
このLINEを通じて女将さんが営業状況やおススメなど様々な情報を通じてお客様と密に連絡を取り合い、お客様から直接LINEを通じて予約が入り続けるほどの信頼関係を築いていたのです。
コロナ禍でも毎日のように予約で埋まっている営業。
そこにあるのはお客様との繋がりの深さでした。

他にも同じように常連様との関係性を大切にしたお店が、コロナ禍でも売上が落ちないで経営を続けていました。
常連様は大好きなお店を大切にします。
大好きなお店のことはついつい気になります。
でも常連様も自らお店に連絡して情報を取ることは、今は控え気味になっていると感じています。
その常連様の不安をお店から解消し、お客様に安心と楽しみを届けていく機会を、情報を通じて作り出していくことが大切であると捉えています。

お客様と繋がる仕組み作りを

今回のお客様と繋がっている飲食店は、常連様が多い、少ないに限らず、お客様と繋がる仕組み作りを、試行錯誤を重ねながら作り上げていました。
まずは新しいお客様を増やし、常連様に育てる流れでお客様と繋がる仕組みを作っていました。
その上で常連様がよりお店に来たくなる、お店を応援したくなるような仕組みを作り、売上を維持できるように努めていました。

コロナ禍でなかなか思うような営業ができない状態が続く中でも、できることはある!と捉えています。
そのことの一つに「お客様と繋がる」為にリアルだけでなくSNSを活用したお客様とのつながりを増やす為の取り組みにもチャレンジしてみることが大切であると捉えています。
今だからできること、その視点も持ちながら今までにとらわれない視点で、新たな一歩に挑戦してみてはいかがでしょうか。

今回の内容の詳細はYouTube飲食店経営塾しおラボのコチラの講座でもご覧いただけます。
是非ご覧下さい。
https://youtu.be/aVughX8poDQ

☆今日の質問☆
お客様とのつながりを維持・発展する為に今取り組んでいることはどんなことですか?