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加倉井 正和

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第194回 残暑の休日

2024/08/27

まだまだ残暑が厳しいざんしょ。
「シェー」
今回の記事、おそ松くんのイヤミ氏とは一切関係ございません。

連日の暑さで、ギャグにキレがありません。
いつもかもしれませんが。。。
こんなオヤジギャグは、私の研修でも体験することができます。

さてさて、「残暑」とは「立秋を過ぎても、なお残る暑さ」を指します。
期間としては、「立秋から秋分」まで。
今年2024年は、8月7日から9月22日。

そんな残暑の中、なんと今日は「ジェラートの日」。
イメージしただけでも涼しくなる話題ですね。

けっして、イングランドの名サッカー選手「スティービー」こと「スティーヴン・ジェラード」のことではありません。

いい加減「ジェラート」に話題を戻しまして。

映画「ローマの休日」で、オードリー・ヘプバーン演じるアン王女がスペイン階段でジェラートを頬張るシーンが、ジェラートを世界中の人が知るきっかけになったことから、アメリカで公開された1953年8月27日にちなんで、日本ジェラート協会が制定しました。
ジェラートの魅力を伝え、より多くの人にその美味しさを感じてもらうことが目的です。

ジェラートは、イタリア語で「凍った」という意味を持つ氷菓。
歴史として最も古い記録は旧約聖書にさかのぼります。

一般的なアイスクリームと比べて空気含有量が35%未満と少ないために密度が濃く、乳脂肪分は4~8%で、さっぱりした食感で比較的低カロリーです。
(一般的なアイスクリームの乳脂肪分は8%以上)

今日では、原材料の多様性と、製法の進化、そして作り手の技術の進化によって、食べて美味しく、楽しみのあるジェラートに発展しています。

ジェラートの根幹は、「空気の含有量」、「滑らかさや保型性などのボディーの組成」、「風味の表現方法」、と考えられます。
美味しいジェラートを作り出すにはこれら3つの要素のバランスを取ることがジェラートの秘訣となります。

何事も「バランス」が大切になりますね。
ビジネスでも、様々な「バランス」が求められます。
絶妙なバランス。
ジェラートの歴史のように、日々研究が必要かもしれませんね。