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加倉井 正和

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第188回 心太

2024/07/16

ジメジメするこの季節。
もうしばらくすると、夏に突入していきますね。
今は、強い日差しのカラッと晴れた日が待ち遠しですね。
真夏になると、秋が待ち遠しくなるのですが。。。

そんな季節。(どの季節?)
さっぱりした食べ物を欲しませんか。

冷たくツルツルとした食感。
からしのツーンとした辛味。
お酢の酸っぱい爽やかさ。
そして、香ばしいゴマ。

最高です!(私個人の食べ方と意見です)

その食べ物の名は、心太(ところてん)。

漢字では「心太」。
読み方は、「こころふと」→「こころてい」→「こころてん」→「ところてん」になったとされています。
江戸初期の文献「料理物語」には、「心太と書いて、ところてん」という表記が残っているようです。

「ところてん」は、原料である海藻の天草(てんぐさ)を煮出し、その煮汁を濾過して冷やし固めたものです。
ちなみに、「寒天(かんてん)」の違いは、製法です。
どちらも、冷やし固めるところまでは同じですが、その後に凍らせて乾燥させたものが「寒天」になります。

そんな、「ところてん」の良い点を挙げていきます。
・糖質0で、血糖値の上昇を抑える
・豊富な食物繊維で、便秘解消やコレストロールの上昇を抑える
・ヨウ素が基礎代謝を促す
などになります。

しかし、主な栄養成分は食物繊維なので、ビタミンやミネラルなどの含有量は少なめです。
それだけを食べ続けると、栄養不足になる可能性にもなるので注意しましょう!
バランスよい食事が大切です。

何事も「バランス」が大切ですね。