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塩崎 真士

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第56回 メンバーの強みを最大に活かす

2024/07/12

前回は、
男性上司が女性社員とコミュニケーションを取るときに
陥りがちなワナがある。
それは、難しい言葉(専門用語や横文字)をたくさん使ってしまうこと。
だから、目標達成を目指すなら、とにかく小学生でも理解できる
わかりやすい言葉を使うことが鉄則
というお話しをしました。
言葉はとても大事ですから気をつけたいですね。

目標を達成するには、みんなが持っている強みを活かすことがとても大切です。
そのためにも言葉が大事なのです。
そして、それぞれが自分の強みや得意を活かして協力することで、
全体の力を向上させることができます。
今回は、メンバーの強みを活かしたチーム力の高め方についてお話します。


あなたは、メンバーの強みや得意を把握していますか?
上司はまず、メンバーそれぞれがどんな強みを持っているのかを知ることが
大事です。例えば、

「Aさんはアイデアを出すのが得意だな」
「Bさんは計画を立てるのがうまいな」
「Cさんは細かい仕事が得意だな」

上司はこれを把握して、その人が最大の力を発揮するように仕事を割り振ることが
大事です。
さらに、強みを活かすには相手を認めること、女性には特に大事です。
得意なことを認め、その人にその役割を任せることで、全体がスムーズに
動くようになります。

また、メンバーそれぞれの強みを活かすことで、自信につながります。
得意なことを任されると、やりがいを感じたり、モチベーションが上がったりします。
これにより、全体の力もパフォーマンスも向上します。

しかし、自分の強みに気づいていないこともあります。
その場合、上司であるあなたは、気づかせてあげることが大事です。
そのために、1on1ミーティングなどで気づかせてあげたり、
伝えてあげたりしましょう

それぞれの強みを活かすことで結束力も強くなります。
みんなが自分の役割をしっかりと果たし、互いに助け合うことで、
チームが一つになって目標に向かって進んでいけます。
これにより、成果が上がり、目標を達成できるようになります。

このように、上司は、メンバーそれぞれの強みを把握し、役割を与えることで
チーム力を最大化することが重要です。
もし、メンバーの強みがよくわからない・・・という人は、紙とペンを用意して
書き出してみてください。書くことで、いろいろなことが見えてきますよ。