弊社で運営しているショップで、ずっとアルバイトスタッフとして働いてくれてる「ちーちゃん」が、先日作業療法士の国家試験を受けました。
彼女はすでに大学を卒業していて、国家資格だけを取るだけだったんですね。
結果は。。
そこで、彼女を見ていて思ったこと。
作業療法士の資格を取るのが目的ではない！ということです。
彼女は、作業療法士になってリハビリの手伝いをする「仕事」をしたいんですよね。
ま、その仕事をするには国家資格の作業療法士が必要なので、そのためには資格をとることが一つの目標にはなりますが、厳密にはそれは過程でしかないんです。
ぶっちゃけ言いますが、リハビリ自体は彼女は既に出来るんです。
自分もキャリアコンサルタントの講習を受け、国家試験も受けましたが、一緒に受けた仲間たちは誰1人として、その資格を活かした仕事をしている人はいません。
キャリコンを持っていれば、何か仕事が来るだろう！と思っている人が多い。
でも、それは大きな間違いです。
何をするか！なんですよ。
ユーチューバーが小中学生のなりたい職業のトップらしいですが、ユーチューバーになるより、YouTubeのようなプラットフォームを作る人になることの方が、目的であって欲しいです。
もう一つ、「ちーちゃん」には要介護のおばあちゃんがいます。
彼女が作業療法士になろうと思ったのは、そのためです。
でも、彼女にはもう一つやりたいことがあったんです。
それは、旅行関連の仕事です。
どっちが本当にしたいことなのかは分かりませんし、どちらもやってみれば良いと思いますが、ここで言いたいのは、自分のしたいことを誰かのために「曲げないこと」です。
おばあちゃんの介護のために、自分は作業療法士になろう！と思うことは、凄く素敵なことです。
でも、自分の人生なんです！
そこは、曲げちゃいけない。
だから、「ちーちゃん」には
介護が必要な人たちも、楽しめる旅行を作る
そんなプラットフォームをぜひ作って欲しいと思います。
既存のカテゴリーからはみ出しましょう。
資格を取って、その資格を活かした全く違うジャンルの仕事するってカッコよく無いですか！
